俺様ゆんぎ君。 (ページ6)

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５話ページ6

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ゆっくりシュガープリンスさんの元へ近寄れば急に腕に掴まれ自分の方へ引き寄せられた。

『っ！！』

男の人とこんなに至近距離になった事無いから変にドキドキする。ああ、絶対今顔赤い…

YG 「ふうん、キム・Aも俺のファンなんだな～？」

ニヤリと口角を上げ怪しい笑みを浮かべるシュガープリンスその顔はまさに悪魔と言っても可笑しくなかった。

え、てか何故私の名前を …… ！？

『何故私の名前を…… ファンてか入学してからシュガープリンスさんの顔見たことなくて皆に囲まれる位だからどんな人なのかな～って気になっただけですよ？』

YG 「お前有名じゃん …？っては！？俺入学式で代表として話したんだけど。普通に偶に食堂とかですれ違った事あるし ……」

え、有名？？私が？？

『え、私が有名？何もしてないですよテストとかいつも最下位に近いし…部活も料理部という普通の部活ですし。代表…？半分寝てたから覚えてないです … んとえ、シュガープリンスさんも普通に歩いてることあるんですね。いつも囲まれてるイメージでした』

はははと笑えばシュガープリンスさんは唖然とした表情をしたまま私をじっと見つめている

て、ていうか何の為に呼び出されたの！？
私早く帰りたいよ～～

YG 「……へえ、面白いじゃん。」

シュガープリンスさんはニヤリとまた怪しく笑えば私の顎を持ち上げ顔を近付けて来た。

『……なっ！！ちょ、何ですか……』

ドアップになるシュガープリンスさんにかああと顔が熱くなる。

YG 「お前今日から俺の奴隷な決定」

奴隷 ……

……は？？？今なんと

YG 「んは、間抜け面してんな。俺を押し倒してキスした責任ちゃんと取るよな？」

『うっ … だからあれは事故ですって』

ああすっかり忘れてた。
私この人と普通にキスしちゃったんだっけ

でもあれはカウントに入れないもん ……
あんなの事故だし

YG 「俺の言う事は絶対」

そう言えば私の唇にゆっくりと自分の唇を重ねて来た。

！？！？！？

ちゅと軽くリップ音立てすぐに話される。

『〇×△※■☆！？』

な、何！？頭が付いてかない
またこの人とキスしたってこと。

事故でも何でもない正真正銘のキス ……

YG 「え、まさか初… ？」

ニヤニヤしたまま私を見つめる目の前の悪魔
何がプリンスよ …… この最低悪魔！！

＊