俺様ゆんぎ君。 (ページ3)

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２話ページ3

＊

人混みをすり抜けて、あ … 目の前には白い肌にサラサラの金髪

つぶらな瞳はとても優しそう

ああこの人がシュガープリンスさん

思わず見惚れていたら ……

ドンッ

『… きゃっ』

沢山人がいた為押されてしまいバランス感覚の無い私は簡単に前に倒れて ……

やばい、目の前には

気づいた時には遅かった。

キャーーーッ

思考停止したまま女の子達の悲鳴が響く。

そう、私はとんでもない事をしてしまった

押された時あのシュガープリンスに倒れ込んで彼事押し倒してしまった。

それだけだったらまだ良かった

彼の唇と私の唇がピッタリくっ付いていた

『っあ、ご … ごめんなさいっ』

ハッとしすぐに彼から離れ慌てながらも頭を下げた。

シュガープリンスさんはキョトンとした顔をしたまま私をじっと見詰めていた。

不覚にも可愛いと思ってしまった ……

そういえば私、ファーストキスまだだった
でもこれは事故…だよね！？

シュガープリンスさんきっとキス何て慣れっこだよね？気にしないよね、うん大丈夫
きっと優しいから許してくれる

何て勝手に自己解釈していると

グイッ

『……えっ』

キャーーーッ

シュガープリンスさんが上半身を起こせば私の腕を引っ張り自分の方へ引き寄せて来た。

そして耳元で「……放課後3-7 空き部屋だから、来い。」と囁いて来た。

私は素直に頷く事しか出来なかった

え、呼び…出し！？

えええええええええ！？

女子達のブーイングの様な声が暫く続いたもソヨンを連れて教室へ戻って行った。

＊