｢認めてほしい｣ただそれだけです。【stpr】

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あなたside




『さとみくん』



さ｢……！A｣



『何があったの…？』



ま｢私たち付き合ったの。わかる？｣



ｽﾞｷｯ



痛い。



胸の奥がｽﾞｷｽﾞｷﾞする。




『ほんと？ほんとなの？さとみくん』



さ｢…ああ｣




ﾎﾟﾛｯ



涙が零れる



やだ、止まれ。



また怒られちゃうじゃん。



さ｢A！ごめん、ごめんな。｣



『別にさとみくんのことすきじゃないよ。』



さ｢泣くんじゃねーよ｣



『…うん。おめでと(ﾆｺｯ』



さ｢…っ｣



こ｢A？なんで泣いてんの？｣



『ころちゃん、なんでもないよ？』



こ｢さとみくん、そんなやつだとは思わなかった｣



『違う、さとみくんは悪くない』



さ｢ごめん。俺が悪いんだ｣



ま｢悪いとか悪くないとかどうでもいいんだけど、私と付き合ったんだよね？キスして｣



まりがさとみくんに向かって手を差し出す



さ｢したくない｣



ま｢いいの？ほんとに？｣



『…いやぁ』



さ｢わかったよ｣



さとみくんがまりの手に顔を近づける。



そこで私の視界は暗くなった。



こ｢イチャイチャするのはいいけど、なに人に見せつけてんの？｣



ころちゃんの手だった。



ありがとう、ころちゃん。



ま｢見せつけてないけど？(笑)｣



『やめて、お願い』



涙が溢れて止まらない



こ｢さとみくん、サイテーだよ｣



ころちゃんに手を引かれて連れていかれる







ｶﾞﾁｬ






リビングに入るとなーくんと莉犬くんがいた。




莉｢A！？何ころちゃん泣かしてんの！？｣




こ｢俺じゃねぇーよ！｣



莉｢Aおいでー｣



『りーぬ……ｸﾞｽｯ……ﾋｸﾞｯ…』



莉｢よしよし｣









な｢で、何があったの？｣



こ｢さとみくんとまりちゃんが付き合ったんだって、それでショック受けちゃって｣



な｢そっか。｣



『私すきだったみたい、さとみくんのこと』



莉｢うん｣



『失恋しちゃった』



莉｢大丈夫、また新しい恋を見つけられるよ｣



『うん』

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