日プの愛されスタッフ 2 (ページ1)

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51 : なぜなら僕は？ページ1

恒例の見回りの時間がやってきた。心做しかみんなの部屋が少し綺麗になった気も…しなくはない。

金城「A～めっちゃ久しぶりやん」

「金城くん！久しぶり！」

向こうからやってきたのは、ちょっとされポが崩れ気味な金城くん。私の前ではいつも笑顔でいてくれる結構可愛い子だ。

金城「だから碧海って呼んで」

「碧海くん」

金城「呼び捨て」

「碧海」

金城「よしよし」

碧海の方が1歳年下なのに、妹みたいな扱いをしてくる。嫌なわけじゃないけど、少し恥ずかしい。

金城「なにほっぺた膨らましとんの」

「なんか私の方が歳上なのになぁーって思った」

金城「…Aヌナ？」

「え、」

ヌナって韓国語でお姉さん的な意味でしたよね…？

金城「これええな。今日からAヌナって呼ぶわ」

「ちょちょちょ、それもちょっとやめて欲しいなぁ…？」

なんか慣れないっていうか！！照臭いっていうか！

金城「ダメや、ぜったいAヌナ。気に入っちゃったもんは仕方ない」

「うそーん…」

誰かに聞かれたら絶対いじられる…特に汐恩とか汐恩とか汐恩とか…

しばらくはS4に近付かないようにしよう。(巻き込まれる翔也＆祥生)

豆原「あ、Aさんこんばんは！！」

「一成くんこんばんは。お風呂上がり？」

豆原「はい！」

首にタオルをかけて、髪の毛の先からまだポタポタと水が落ちている。青春の匂いがする…プール上がりの景色が見える…！！

「ちゃんと髪乾かさないと風邪ひいちゃうよー」

豆原「じゃあAさんが乾かしてください！」

「え？」

豆原「Aさんの部屋行きましょ。僕の部屋行くと、ヨンフンくんたちがうるさそうなので」

しかも私の部屋！？未成年を部屋に連れ込めと！？！？

「ちょっと待って！？」

豆原「あ、ここですね。お邪魔します」

一成くんに引っ張られるがまま、私の部屋まで来てしまった。てかなんで私の部屋知ってんねん！

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