スガさんの妹は愛される。2

54 ページ6

・

黒尾さんに「自主練参加してよ」と言われたため、第三体育館に向かっております。

黒「来た〜」

『すいません遅くなって！』

黒「全然、マネの仕事してたんだろ？」

『あ！木兎さん！』

木「おお！A！」

いつものようにハグをする。

木兎さん、昼の時は変だったけど、戻ったみたいで良かった！

赤「木兎さん、ハグをするのもいいですけど、練習いいんですか」

木「あ！するする！」

赤葦さんと木兎さんはスパイク練習を始める。

入った時には気づかなかったんだけど、リエーフもいたんだね。

黒尾さんにしごかれてます。

私はというと今はスパイク練で打った球を赤葦さんの元に戻してる。

ペース早いから大変。

ブロックはいなくていいのかな？


黒「あ〜ちょっとそこの、烏野の！メガネの！」

『！』

ツッキーじゃん。

月「あ、僕、もう上がるので失礼しまーす」

黒.兎「「『何ぃ！？』」」

月「なんで菅原まで一緒になって言ってんのさ」

『別によくないですか〜？』

月「じゃあ失礼します、あ、このチビのこと、お願いしますね」

『チビじゃないですぅ〜平均より6cmほど低いだけで…』

月「それをチビって言うんだよ」

兎「ブロックなしでスパイク練習しても意味ないんだよ〜！頼むよ！」

月「なんで僕なんですか、梟谷の人」

赤「木兎さんのスパイク練、際限ないから皆早々逃げるんだよ」



そのあともずっとお願いし続けて

黒「それに君、ミドルブロッカーならもう少しブロックの練習した方がいいんじゃない？」

という言葉で勧誘成功しました。

やっぱ黒尾さん煽るの上手だな〜。

あ、ツッキーの嫌がらせの方法考えないと！！


兎「もう1本！」

兎「もう1本！」

すご。全然終わらないよスパイク練。

兎「シャァァァ！！」

赤「一枚ブロックに勝っただけっすよ」

兎「うっせーな！」

黒「じゃあ、2枚でどうだ？」

兎「2枚上等！」

あれ？黒尾さんが来たらリエーフは…？

ﾀﾋんでる…？？

『リエーフお疲れ様！はい、ドリンク』

リ「A…！」

リエーフと一緒に端のほうに座って休憩する。


黒「うぇーい！」

黒尾さんがドシャット決めた。

『すご〜』

兎「やっぱメガネくんさ、読みはいいんだけどさー、」

兎「こー弱々しいんだよな！ブロックが！」

兎「腕とかポッキリ折れそうで心配になる！」

みんなツッキー怒らせ上手だ。いいな。

月「僕まだ若くて発展途上なんですよ。筋力も身長もまだまだこれからなんで！」

55→←53

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す