スガさんの妹は愛される。2

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木兎side

『木兎さん！』

Aが俺のところまで走ってきてハグをしてきた。

『潔子ちゃんにハグの許可もらえたんで、これからはいつでもできますよ！』

兎「お、おう」

なんでだ？

前みたいにハグしてるだけなのに、すっげえドキドキしてる！

『あの、やっぱり嫌でしたか…？』

俺の返事が微妙だった？

悲しそうな顔してる！しょぼんって顔かわいい！

兎「いや！もうハグできないと思ってたからびっくりしただけ！」

『なら良かったです！』

パァァァァって音が付きそうなくらいの笑顔。

葉「そろそろ行くぞー」

兎「おう！じゃあ、A、俺のかっこいいところ見てろよ！」

『もちろんです！ではまたあとで！』





兎「なあ木葉ー」

葉「なんだよ」

兎「Aとハグしたらすごいドキドキすんだけど、なんで？」

葉「…白福とか雀田に聞け」

兎「？、わかった！」


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雀田side

兎「なあなあ雀田ー！」

雀「なに？」

こうやって木兎がなんか言ってくるのは日常だからそこまで気にしてない。

どうせくだらないことだし。

兎「さっきAとハグしたんだよ！」

またやったのか…

兎「そんでよー、前はなんでもなかったのにさっきしたらすげぇドキドキしてるんだけど！」

兎「なんでなんで！？木葉に言ったら2人に聞けって言われた！」

って聞いてくる木兎。

え？それって…

雪絵のほうを向くと同じ考えみたいだった

雀「(ここで言うのもいいけどそしたら面白くないよね！)」

白「(この話は夜まで持ってきたい！)」

雀「Aちゃんに対してじゃなくて、これからする試合が楽しみでドキドキしてたんじゃないの？」

兎「…」

…ちょっと無理があったか？

兎「そっか！いっぱい試合できるもんな！そっか！そういうことか！ありがとな！」

じゃ、アップ行ってくるー！っと走り去っていった。

雀「…木兎が単純で助かった」

白「夜が楽しみ〜♪」

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