スガさんの妹は愛される。 (ページ47)

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影「A、」

『はい…』

影「お前は可愛いんだから1人だったら危ないだろうがボケェ！」

『でも今回は松川さんと花巻さんが…』

月「王様はそれが危ないって言ってるんデショ、危機感なさすぎ、」

『そうですかね…』

助けを求めて仁花の方を見ると取れるんじゃないかというくらい首を縦に振ってた。

日「すごい心配したんだからな！！」

『す、すいませんでした…』

影「わかったならいい、ん、」

そう言って飛雄が右手を差し出す。

『？？？』

影「また迷子になったら困るだろ」

日「それはずるいぞ影山！！影山じゃなくて俺にしろよA！」

月「こういう時こそ「私のために争わないで！」じゃないの？笑」

『ｳｯ』

菅原はダメージを食らった！

まずまずなんでそれを知っているんだ…！？(A.Aの声が大きかったから)

ツッキーはニヤニヤして見下ろしてくる。

『そういうとこだぞツッキー…』

！

ツッキーと手を繋げば嫌がらせになるのでは！？

だっていっつも馬鹿にしてくるってことはそれなりに私のこと嫌いってことだよね！？

…天才かもしれないな私、

よし。これで行こう。

『それなら私ツッキーと繋ぐね！』

日.影.月「「「は？？？」」」

谷.山「「え？？」」

谷「どうしたのAちゃん！いつもは月島君を敵対視していたのに！」

『ツッキーへの嫌がらせ！！』

仁花の耳の近くでこっそりと話す。

谷「(月島くん、むしろ喜んでるだろうな…)」

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月島side

『それなら私ツッキーと繋ぐね！』

は？？？

夢？夢なのか？？

菅原のほうを見てみればドヤ顔で手を出してる。

きっと嫌がらせだとか考えてるんだろうな。

断る理由もないからそのまま手を繋ぐ。

手、ちっさ…

多分今僕の顔は真っ赤だろう。

それを示すようにチビと王様がギャーギャー騒いでる。

勉強は分からないクセに、こういう時だけ頭働くんだよ。

それでも何も気づかない菅原の顔を見て少し腹が立った。