幼馴染みと後輩と

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((水無月))

那須「じゃーな！」

「ばいばい」

私たちが一緒に居るのは下駄箱まで

教室まで行くと冷やかされちゃうし

⋯鈴原さんも誤解しちゃうね、


鈴原「あ、那須くん！おはよう」

那須「鈴原さん、おはよ」


並んで歩く二人が見えた


私が躊躇う"教室"までだって

なにも考えないで行けちゃうんだもん、


雄登とお似合いだな

イケメンと美少女

私じゃ敵わない




浮所「せーんーぱーい！Aせんぱい！おはよ！」

「わ、浮所くん、おはよ」

浮所「先輩、せんぱい！」

「ん？」

浮所「上まで一緒行こ！」

「いいよ、」




浮所「なんかあったの？」

「なんかって？」

浮所「だってさ、俺がタメだったら敬語使いなさーいって言うじゃん」

「あ、⋯本当だ、でも何も無いよ」

後輩に気づかれるなんてダメだね、

無理に笑顔を作る

浮所「雄登先輩のこと？」

「え？⋯違う違う！なんで雄登なんか⋯」

浮所「そーなの？雄登先輩のこと好きじゃないの？」

「好きなんかじゃっ⋯」

浮所「俺せんぱいの事好きだよ」

「はいはい、ありがとねー」

浮所「本気だよ？」

「同級生の子にしときなよ(笑)」


浮所くんも中々のイケメンだからね、

私なんか好きになるはずないよ(笑)

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