ひゃくよんじゅう しすたー ページ42
セ｢これAのやしな。いつの間にか戸棚にあってん。｣
貴『私のすぐ消耗させるコレクションみたいなものです。こういう細々としたものが集めるのが好きで…』
坂｢へぇ〜、可愛らしい趣味やね。｣
セ｢でもガチコレクションはデパコスやもんな。｣
貴『うん！コスメの世界は奥深いわ〜』
坂｢あっ、コスメで思い出した。｣
坂田さんが立ち上がったと思えば、リュックを抱えてすぐに戻ってきた。
坂｢プレゼント持ってきてん。｣
貴『プレゼント…？』
坂｢例の事件のお礼って言った方が正しいんかな…受け取ってくれへん？｣
貴『も、もちろんです！わざわざありがとうございます…！』
坂｢1つはこれなんやけど…｣
えっ、紙袋が2つもリュックから出てきたんやけど…？
坂｢美容師さんやから手先使うやろ？うらさんにオススメしてもらったハンドクリーム。｣
貴『ありがとうございます…！』
坂｢あの人、美容の物とかごっつ詳しいねん。
んで、もう1つはこれ買いに行った時にたまたま見つけたやつ。Aちゃん好きかなって…｣
受け取った紙袋の見た目には、なんだか既視感があった。
貴『ラデュレの…！』
坂｢好きなん？｣
貴『ここのコスメ、全部可愛くて大好きなんです！
でも高くてそんな多くとか買えなくて、そんなに高くない小さめなコスメしか持ってないんです…』
坂｢良かった〜、好きな店のやつで。中身見てみて！｣
貴『は、はい！
…これっ！買おうかずっと迷ってた花びらのチーク…！しかもポットのケースまで…
兄ちゃん！見て！！』
セ｢お！これAがめちゃくちゃ欲しがってたやつやんな？良かったなぁ〜｣
貴『そうそう！
めちゃくちゃ嬉しいです！でもこれ、かなり高額じゃ…』
坂｢お金なんて気にせんくてええの、俺が勝手に買ってきたんやから。｣
貴『じゃあ、お言葉に甘えて…』
遠慮している言葉を発している喉に反して、口元が緩んで仕方がない。こんなの嬉しいに決まってる。
こんなに欲しかったものが坂田さんから、しかも高いのに好きそうだからって…
ーーーーーーーー
今頃ですがこの作品を作り出した当初は恋愛要素は一切入れるつもりはなく、
完全に兄妹の世界を描いていくつもりが、いつの間にか暴走が止まらずにこんな事になってしまいました…
期待外れな展開だと思っている方が大勢見えるかと思います。本当に申し訳ございません…
ひゃくよんじゅういち しすたー→←ひゃくさんじゅうきゅう しすたー
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シュガ~ソルト(プロフ) - lieさん» コメントありがとうございます！こんな結果となってしまいましたが、完結はせずとも終わり方はサラッと書いておいたので全て残しておくつもりですので、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2021年3月3日 21時) (
レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - りあ@プリ小説してまーすさん» とんでもない古参さんがここに！嬉し半分驚き半分です...長い間お世話になりました。今まで、本当にありがとうございました！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - りあ@プリ小説してまーすさん» コメントありがとうございます！頂けるどころか、お気持ちだけでも嬉しいのに実際に文章として見させていただけるなんてとっても嬉しいです。あかがみんですって...？！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - ひかりさん» 作者としての活動は無駄ではなかったのだとほっとしています。今まで本当にありがとうございました！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます！頂けるどころか、お気持ちだけでも嬉しいのに実際に文章として見させていただけるなんてとっても嬉しいです。楽しんでいただけたとのことで、 (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガ~ソルト
| 作成日時：2019年6月13日 1時
