ひゃくさんじゅうご しすたー ページ37
あかんあかんあかん…坂田さんの話になると毎回こうや…
もうはなから分かっとったことやろ、こうなるって。
そろそろ開き直るって言葉を覚えた方がええで、私。
何だかまだ埒が明かなそうな2人にとりあえず話しかけよう。
貴『兄ちゃん。』
背中を触って呼びかけるとすぐに反応した。
セ｢おー、すまんな。まだこっち終わってないねん。｣
坂｢ごめんね、こいつが決めんの遅いねん。｣
セ｢俺はお前と違って即決タイプじゃないねんって。｣
貴『いーよ、いーよ、ゆっくりで。じゃあ私、4階のエレベーター下がって真正面の店にいるから、終わり次第来て。』
セ｢分かった、4階な。｣
貴『うん、じゃあ待ってんで。』
お気に入りの服屋が複数ある階をもう少しだけ探索してからさっき伝えた、買って欲しい服がある店にすぐ戻ろう。
ーー
服を購入する予定の店に数分いたら背後から声が聞こえた。
セ｢A〜｣
貴『遅いで〜』
セ｢ごめんごめん。で、欲しいの見つけた？｣
貴『この店のワンピースやねんけどな、めっちゃ可愛いねん。』
これこれ、と言いながらお目当てのワンピースのもとへと向かう。
貴『この花柄のワンピースやねんけど、めっちゃ可愛くない？』
セ｢圧倒的 正統派清楚お姉さん。｣
坂｢うん、絶対似合う。｣
坂田さんのその声を聞いた途端に顔が熱くなるのを感じた。それはずるいやん…
セ｢じゃ、会計してくるわ〜｣
貴『わ、私も行く！』
何とか誤魔化すために兄ちゃんと会計を済ましに行く。
坂田さんもトコトコとこちらの後ろをついてきている様子。
会計を済ませて店員さんからワンピースが入った紙袋を受け取る。
そして紙袋がめちゃくちゃ可愛い。
中に入ってる物も可愛いし、紙袋も可愛いし、可愛いだらけを買った瞬間が結構好きやったりする。
貴『兄ちゃんありがとう！めっちゃ嬉しい。こういう清楚な服欲しかってん！』
セ｢ええんやで。確かにカジュアルな服多いもんな〜｣
貴『美容師やし、万人受けする服がほとんどやね。』
坂｢仕事着とか分けへんの？｣
貴『そうですね。面倒くさいですし、何よりお金かかっちゃいますからね。』
セ｢服って結構するもんな〜。｣
坂｢まぁな〜、買っちゃうけど。｣
セ｢お前は決めんの早すぎやねんって！｣
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シュガ~ソルト(プロフ) - lieさん» コメントありがとうございます！こんな結果となってしまいましたが、完結はせずとも終わり方はサラッと書いておいたので全て残しておくつもりですので、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2021年3月3日 21時) (
レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - りあ@プリ小説してまーすさん» とんでもない古参さんがここに！嬉し半分驚き半分です...長い間お世話になりました。今まで、本当にありがとうございました！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - りあ@プリ小説してまーすさん» コメントありがとうございます！頂けるどころか、お気持ちだけでも嬉しいのに実際に文章として見させていただけるなんてとっても嬉しいです。あかがみんですって...？！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - ひかりさん» 作者としての活動は無駄ではなかったのだとほっとしています。今まで本当にありがとうございました！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます！頂けるどころか、お気持ちだけでも嬉しいのに実際に文章として見させていただけるなんてとっても嬉しいです。楽しんでいただけたとのことで、 (2021年3月3日 21時) (レス) id: be664af8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガ~ソルト
| 作成日時：2019年6月13日 1時
