ななじゅうに しすたー ページ24
貴『私なんかが兄妹やっててええような人やないから。』
セ｢…どういう事や、A？｣
貴『それに、ずっと…ずっと、羨ましかった。
こんな歳にもなって笑い合える、信頼出来る仲間がおって。
それだけやなくって、自分を大切に思ってくれとるリスナーさんがたっくさんおって。
そんな兄ちゃんが誇りやった。せやけどその反面、ほんまに羨ましかった。
ここまで色んな努力をしてきたと思う。色んな壁にぶつかってきたと思う。
せやけどここまで来れたのは、兄ちゃん自身にその才能が元々あったからや。
磨けるものがなかったら実るもんも実らん。
学校やってそう。兄ちゃんは知らんのやろうけど、ずっと比べられてきた。』
セ｢は…？そんなん、知らないんやけど…っ｣
貴『優秀な兄ちゃんに、やる事なす事底辺な妹。まさに天と地の差のある兄妹。
歳は離れとるけど、兄ちゃんの事を知っとる先生達にずっと比べられてきた。
あいつらは笑いながら比べてきた。面白おかしくヘラヘラ比べられてきた。時に理不尽に当たってきた。
ほんまに、ただただイライラした。
それもすぐに生徒の間でも話が広がって、ずっと比べられて生活してきた。
腹立つし、兄ちゃんと私は個々の人間なのに何でこんなに比べられるんか理解が出来ひんかった。
せやけど、全部、全部笑って受け流してきた。それは事実やったから。
でも兄ちゃんの事は嫌いになれんかった。
私には無いものを兄ちゃんは持っとる事は、はなから理解しとったから。
そこで兄ちゃんの事嫌いになったら、今以上の底辺人間になると思ったし、
なにより兄ちゃんだけは私の事と自分の事を比べんかった。兄ちゃんだけは私を私として見てくれた。
母さん達も学校のヤツらとは一緒とは言わんけど、少し比べられてきた。
でも兄ちゃんはちょっとでも何かあったら褒めてくれた、兄ちゃんが1番褒めてくれた。それが素直に嬉しかったんよ。
今もそうや。
この間、リスナーさんの反応が気になって怖くてもTwitterで検索をかけてみたんよ。
私のせいで、たかが妹という立場の私のせいで不快な思いをさせたくなかったから。
…せやけど、思っとった通りいい事ばっかやなかった。そのいい事やない言葉。なんて書いてあったと思う？』
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さく - 続き楽しみに待ってます！ (2019年5月17日 0時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - おもちさん» とりあえずこのままの状態を続けてみようと思います！本人達がわざわざ占ツクを開くとは思えませんしね。画像が流れてくるのとは違い、占ツクはURLをタップしないと中身は見れないので自己責任としか言えなく、私はどうする事も出来ません...自分なりに頑張ります！ (2019年3月30日 11時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シュガ~ソルト(プロフ) - おもちさん» 実は私もかなり読む側に回っていて、あまりにもパスワードをかけるなどが多かったので私もそれにならい今回のことについて書いて見ました。検索エンジン避け対策というのもあるようですが、それは占ツク内でしか適応されないという記事もあり、どれが本当なのか分からず (2019年3月30日 11時) (レス) id: eb4905d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - すが、これからも応援してます！更新頑張ってください！長文失礼しました。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 0799c0de6a (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 私は、たくさんの小説をお気に入り登録してますが、どんどんパスワードになってしまい落ち込んでいたのですが、シュガ~ソルトさんの作品だけは公開する。と書いていて、その上自分のきちんとした意見も書けるなんて、凄いと思いました。なんだか固くなり申し訳ないので (2019年3月30日 0時) (レス) id: 0799c0de6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガ~ソルト
| 作成日時：2019年2月28日 16時
