【歌い手】兄を探していたら海賊になりました。【浦島坂田船】 (ページ30)

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兄を探して２９日目ページ30

訓練場から出て、休憩室で水分を摂る。

坂｢今日はこんなもんにしとくか！いい感じやで。あとは慣れやな～｣

貴『お付き合いありがとうございました…』

坂｢いいって！体力使ったやろ？今日はゆっくり休んで。｣

貴『うん。』

う｢お、ちょうど終わった感じか？もうメシだとよ。｣

坂｢ほんまにナイスタイミングやな！腹減ったー｣

ーー

貴『今日も美味しそう…流石センラさん。』

セ｢ほんま？嬉しいわぁ。さ、皆座って～｣

ーー

貴『志麻くん！』

志｢ん？どうしたん？｣

貴『あ、またタバコー？体に悪いよ。』

志｢はいはい。んで要件は？｣

貴『志麻くんの筋トレ法とか、体力の作り方とか教えてください。』

志｢あぁ、なるほどな。…あ、丁度明日やるつもりやったからそん時一緒にやろか！｣

貴『ほんと？ありがとう！』

志｢あ、せや。準備整ったら、いきなり本番に挑むんやなくて、うらたさんに相手してもらいや。

うらたさん、船長なだけあってこの船の中で一番強いんよ。｣

貴『…ぼろ負けしそう。』

志｢どーやろうなぁ？まっ！一緒に頑張ろうや！風呂入ってもう寝なさい～｣

ーー

in 風呂場

貴『ふぅぅぅ～…』

疲れた…

てかほんとに坂田、説明下手くそだな。

いやもちろん感謝しかないけれども、ほとんど擬音しか聞いてない。おかげで理解するのに時間がかかった。

多分全員風呂入ったから、ゆっくり湯船に浸かろ…

ガチャ

う｢ふぅ～…疲れた…｣

貴『えっ…？』

う｢…はっ？！｣

う/貴｢『なんでっ？！ってうわぁぁぁぁぁあああ！！！』｣

セ｢な、なに？！｣

貴『み、見ないでっ！！』

セ｢見ないでってな…に…？あっはー｣

貴『だから見るなって言っただろ！！』

志｢どうしたん？！｣

坂｢うるさいわぁ…寝てたんやけど…｣

貴『なんで全員集合してんだよぉ～…！』

志｢え、なに？これどういう状況？

なんでうらたさん隅でうずくまってんの？

なんでAちゃん湯船にしがみついてんの？…まさか裸？！｣

坂｢志麻くんじゃなくてうらさんがやるとは…｣

う｢し、知らなかったんだよ…！わざとじゃない！｣

貴『お願いだから見ないでっ…！』

志｢ちょっとベッド行こか？｣

セ｢Aちゃんの下着、白レースやったんやね。…へぇ、いつもブラで胸盛っとったんや～｣