紅の月について ページ47
凛空side
『〜♪〜♪〜♪』
もしもの時は俺単独でもステージに上がらねぇといけないし、こういう曲も用意してんだよ
できる限り俺に目線を向けさせるためにステージ中央に動く。
それとともに曲の盛り上がりが最高潮を迎える。
そろそろ敬人が感づいてくる頃だろうかね〜……数分経ったし、曲も終わる。
長引かれるとさすがにきついぞ〜
けど、ここで踏ん張らないと敬人に切れられそうだし〜頑張るか
その時だった――
敬「貴様ら!何の騒ぎだ、無許可での演奏は校則違反だぞ!
この俺が、生徒会副会長として糾弾する!即刻、パフォーマンスを中止しろ!」
ったく、おせぇぞ副会長殿よ。
鬼「よう、蓮巳の旦那――押っ取り刀で登場、ご苦労さん。
お前さんがいない間、ずっと凛空一人がここを凌いでんだ。早めに止めてやれ」
敬「いわれずともそうするつもりだ。全く……」
お〜い、俺のことを無視せんでくだせぇ!
そろそろ疲れてきたんですけど……
敬人が俺の近くまで歩いてくると軽く肩をたたいてもうやめていいと合図する。
『あ〜疲れた。ったく敬人さんよ、職務怠慢で訴えてやろうかい?』
敬「こればっかりは謝ろう。しかし、決してさぼっていたわけではないからな」
だろうな。お前がさぼるってのは想像できねぇし……
そんな話をしていたらさらにUNEADの動きは活発になる。
敬「貴様ら……!何をしているっ、これは生徒会への反逆行為と見なすぞ!
即刻、舞台から立ち去れ――ここは、貴様らの立っていい場所ではない!」
『……そんなんで動くわけねぇだろうな……』
零「まぁまぁ、蓮巳君
そうつれないことを言うものではないぞ?
元来、ドリフェスはアイドルにとっての晴れ舞台じゃ。だが今回はちと、参加する『ユニット』
がすくないようじゃからのう?」
ははは、兄貴いけしゃあしゃあと好き勝手にいうもんだ。
敬人の青筋が千切れんぞ……怖い怖い
そういえば、転校生はどこにいるのかねぇ……真緒たちと一緒だろうな。
う〜ん……あいつらが出てくる間、ずっと俺たちが間を持つってのも無理がある。
そうすると……どうするんだろうな?
敬「――真っ向から屈服させてやるぞ、問題児ども。
神崎、衣装は楽屋に準備してあるな?着替えてくる――鬼龍と凛空、お前らは時間を稼げ」
結果：話聞いてなかった(笑)
義理と人情について→←魔獣と夜叉について……(更新するぜヒャアアァ←←)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶柱(プロフ) - そろそろうちのボキャブラリーが火を噴きそうだ……(吐血) (2016年10月3日 22時) (
レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 本当に、難しいですよね………… (2016年9月29日 20時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - わかります！ (2016年9月29日 19時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 何か、小説の主人公目線の言い回しを読んでて、( ﾟДﾟ)ﾊｧ?ってなると「え、私の語力、低すぎ……!?」ってなりますね(笑) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - 成る程… (2016年9月28日 17時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶柱 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年9月4日 16時
