軽音楽部と後輩たちについて…… ページ33
あんずside
私たちは三奇人の力を借りるという名目で軽音楽部を訪れていた。まぁ、私に関して言えば
攫われた、と北斗君達は思っていたらしいのだけど……
零「まぁ、吾輩がおぬしらに力を貸すことは簡単じゃ。じゃが……力を貸すほどの『輝き』を
おぬしが持っておるか、という話になるのう……」
ひ「そういえば、誰かもう一人連れてくるって話ですよね?まだ来ないんですか?」
ゆ「そうだね。もう結構立ってるんだけど……」
本当に来るんですかーなんて気楽に朔間さんに話しかけているゆうたくん
もう一人ってどんな人なんだろうか、なんていろいろ考えていると軽音楽部のドアが開いて
『ったく、俺のせっかくの休暇を使わせるとかマジで大罪だからな、兄貴!!』
と、聞き覚えのある声。その声の正体は凛空さんだった。
零「おや、そうだったのか。すまないな、凛空」
全くだ、なんて小言を言いながら朔間さんの棺桶の側に座り込んで棺桶に軽く体重をかけてる。
北「生徒会……どういうことですか、朔間先輩!」
零「ふむ……氷鷹くんたちはうちの弟を警戒しておるのか……」
ス「え、弟さんなの!?……でも学年が同じだよね。双子?」
『あー……これが留年してて、俺の双子もついでに留年。俺だけ普通に進級ってわけだ』
なるほど、この学院には３人朔間さんがいるのか……
真君は完全に怯えきっているようで、北斗君の後ろに隠れる。どうもトラウマとかではなく、
ただ単に本能的に怯えているようだ。小動物のそれと似ている。
零「あまりうちの弟を嫌ってもらうと心が痛むんじゃが……」
『……取り合えず、本題をどうぞ。下らないことだったら生徒会にチクんぞ〜』
今さらっと恐ろしいことを口にしたのだけれど……氷鷹君も顔色が少し悪くなる。
いつもおちゃらけているスバル君でさえ……
零「これ、凜空。ブラックジョークが過ぎるぞい。この子たちにお主のブラックジョークを
笑い飛ばす余裕はないようじゃぞい……♪」
『このくらいで青色真っ青にする程度の奴らの考えてることなんて大したことないんじゃねーの?』
少しいたずら小僧のように悪だくみをした笑みを浮かべるとそれをすぐに扇で隠す。
その動作は癖のようで、零さんもにこやかに眺めている。
北「あなたの前で言っていいことなのかはわからないんだが……」
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茶柱(プロフ) - そろそろうちのボキャブラリーが火を噴きそうだ……(吐血) (2016年10月3日 22時) (
レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 本当に、難しいですよね………… (2016年9月29日 20時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - わかります！ (2016年9月29日 19時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 何か、小説の主人公目線の言い回しを読んでて、( ﾟДﾟ)ﾊｧ?ってなると「え、私の語力、低すぎ……!?」ってなりますね(笑) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - 成る程… (2016年9月28日 17時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶柱 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年9月4日 16時
