帰り道と寄り道について…… ページ28
凛空side
『あ〜……早く帰れたけど、ただ家に帰るのもなんだかなぁ〜』
冒険してみるってのもありだよな。うん
『〜♪〜♪〜♪』
鼻歌を歌いながらそこら辺を歩いていると、知ってる顔を見かけた。
あれは〜……神崎か?奏汰もいるし。薫がそろえば海洋生物部勢揃いってのに……
『お〜っす。何してんだ〜お前ら?』
颯「なんと、こんなところで朔間殿に出会うとは!」
奏「ぷかぷか♪りくはどうしてここにいるんですか〜?」
なんでって言われても……
『気の向くままに歩いてた。それだけ』
奏「まるでなみみたいですね〜♪じゆうでりくらしいです〜」
『そりゃどうも、ありがとさん。んでお前らは何してんだ?』
颯「うむ。部長殿とともに海へ向かうところであった!」
そういえばここ砂浜のすぐ近くだったよな。だからか……
『でも、確か奏汰お前、泳げないよな?……なんで海なんかに行くんだ?』
奏「ん〜……およぎにいくわけではないんですけど……あそこ、とてもゆうひがきれいなんですよ♪
それでみにいこうってそうまにいわれたんですよ〜」
颯「じつは朔間殿も誘おうと思っていたのだが、先に下校されたと聞いて我、少し落ち込んでいた」
そういってちょっとしょんぼりした顔をする。こいつ本当に弟みたいだな〜
結構こういうところが可愛いぞ〜武士としてはありなのかわかんないけどな〜
『成程〜んで薫はもともと誘ってない、と』
颯「当たり前!あのような海洋生物部の面汚しを連れてくる義理などない所存!!」
急に鼻息を荒げる。本当にこいつ薫が嫌いなんだな……
取り合えず、どーどー
奏「あんまりかおるをなかまはずれにするのはだめですよ〜」
颯「ぶ、部長殿。なぜ思いっきり我の頭に手刀を!?」
『ははは〜仲いいな〜お前ら〜』
颯「全くもって感情がこもっていない!?」
『まぁ、やめてやれよ。奏汰……一応うちのメンバーだし』
それよりも夕日を見てみたいんだよね〜
浜辺の方向を向いてみると広い海面が暖かなオレンジ色に染まっている。
その向こうには昼間とは違って優しい光を放つ日
『ふ〜ん……これはきれいだなぁ』
颯「しかし、我気づいたのだが……朔間殿は吸血鬼であるなら日光は天敵なのでは?」
『…………』
颯「何故頭をあいあんくろーするのであるか!?!?」
結果：俺は吸血鬼じゃねーし!!
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茶柱(プロフ) - そろそろうちのボキャブラリーが火を噴きそうだ……(吐血) (2016年10月3日 22時) (
レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 本当に、難しいですよね………… (2016年9月29日 20時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - わかります！ (2016年9月29日 19時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱(プロフ) - 何か、小説の主人公目線の言い回しを読んでて、( ﾟДﾟ)ﾊｧ?ってなると「え、私の語力、低すぎ……!?」ってなりますね(笑) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 266ac07be9 (このIDを非表示/違反報告)
神崎ユエ - 成る程… (2016年9月28日 17時) (レス) id: 67fdb38327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶柱 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年9月4日 16時
