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データ21 ページ22
キヨと解散して家に着いてから今日買ったものを片っ端から開封した
『やっぱこのパニエ買っといてよかった…！あのワンピースにも合いそうだし…』
最近はキヨに言われて奥にしまい込んでた可愛い家具を引っ張り出して自分の理想の部屋を作っている
こうして可愛いものに囲まれると純粋に楽しくなる
実況と同じくらい
キヨの部屋の玄関の前に立った瞬間、恐ろしいほど寒気がした
俺の大好きな友達が一気にいなくなっちゃうんじゃないか
みんなと実況できる楽しい時間が終わっちゃうんじゃないかって
少し前の自分ならこんなことできなかったのかもしれない
初めて絡みを持ったのがキヨが俺のTwitterにリプしてくれた時
初めはお互いに顔も名前も何も知らない状態だったからここまで仲良くなれると思ってなかった
ましてやこうして一緒に出掛けて笑い合える日が来るなんて
それも全部キヨのおかげだな…
あいつには本当に頭が上がらない
今度ご飯でも奢ってやるか
ﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾚﾚﾝｯ♪
軽快な通話の通知が響く
ぱっとスマホを見るとキヨからだった
『キヨから急に電話なんて珍しい
何かあったのか…？
『もしもし？どうかした？』
キ「A！いいか、落ち着いて聞いてくれ」
電話の向こうのキヨはひどく焦った様子だった
キ「俺たち、炎上してる…！」
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作者名：suga | 作成日時：2022年7月26日 5時
