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データ15 ページ16

現在時刻19時

レトの家の前にいます

なんで1時間も遅れたかって?

風呂入ってたら時間押しちゃった

責めないでくれ、レトよ……

《家の前着いた暗証番号はよ》

レ〈開けるから入って〉

《おk》

ウィーンッと自動ドアが開く

確かレトの部屋は上の方だよな……

エレベーターが永遠とあるように感じる

マジでゲーム実況者ってこんないい部屋住んでんの?

俺の住んでるマンションとシステムは一緒だけど規模が違いすぎて緊張してくるわ(2回目)

レトの部屋の前に着く

《ついたーあけろー》

レ〈いまいく〉

すぐに玄関が開く

レ「もう、遅い……へっ?」

レトがドアノブに手をかけたまま固まった

うん、知ってた

『レト、レト』

声をかけながらレトの目の前で手を振る

レ「え、あっ……白のワンピース……」

『おん、俺だよ、A』

レ「えっ、なんかこう、えぇ〜…」

『ねっ、可愛いでしょ?』

レ「うわあざとっ」

『え!?可愛いでしょ!?』

レ「うん、Aだね、いらっしゃい」

『今の一瞬色々冷めたな!?今の恋始まる感じだったでしょ!?』

俺を無視してスタスタと歩くレトを追いかけて中に入る

牛「お、やっと来た〜」

ガ「遅いよ〜?」

『お待たせ〜………いやなんかもうちょっとない!?』

牛「もうちょっとってなんだよw」

『初対面をこれで終わらせていいの!?』

ガ「いいでしょ、それこの間言ってたワンピース?」

『そうそう、お気に入りなんだ〜、じゃなくて!』

牛「ほら、マリカーするんだから早く座って」

『う、うん…え、最俺の時と反応違いすぎない?』

レ「コントローラーこれ使って」

『お、さんきゅ』

ガ「うわ、このコース苦手なんだよね〜」

牛「俺は得意だけど」

ガ「絶対負かせにくるじゃん」

レ「俺このコース苦手だから一緒に負かされよ」

みんながコントローラーを握り、一斉に画面を見る

みんなは俺の容姿に触れてはこなかった



「あいつってさ、アルビノなんでしょ?」

「なんか触れにくいよね」

「あいつなんか面倒だし」

「アルビノってこと自慢してきて、特別アピール?」



なんだか昔を思い出す

牛「A全然進んでねぇじゃん!……A?」

『あ、ごめん、やっぱ俺帰るわ』

コントローラーを起き、荷物を取る

牛「え、おい」

『…またね』

そのままリビングから出ようとドアノブに手をかける

レ「待って!」

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作者名:suga | 作成日時:2022年7月26日 5時

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