わたし、虎の子 1 (ページ7)

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成宮side

今日は私が1番楽しみにしている少クラの収録。

他グルメンバーとちゃんと会えるのは少クラだけだから私は毎週のこの日を楽しみにしてるんです。

成宮「誰かいないかな〜？」

まだTravisJapanの収録は来ないので1人でスタジオを徘徊する。

1人は寂しいけどうちのメンバー誰か連れて行っても過保護だからみんなと喋らせてくれないんだよなぁ、なんて思いながら歩いていると

「あ！Aじゃん！」

「お、ほんとだ」

と、私を呼ぶ声がきこえて振り返るとSixTONESのきょもとじゅったんがいた。

成宮「きょもじゅり〜〜！」

2人の元に駆け寄ってガバッと飛びつく。

京本「A久しぶり！」

田中「A会いたかったぞ！」

成宮「それは私もだよ！」

田中「てかお前また痩せたんじゃね？」

と、私のお腹に腕を回してくるじゅったん。

成宮「え！わかる？！今絞ってるんだー」

京本「いやいやいや、絞んなくていいでしょ(笑)」

田中「俺より骨になるぞ？(笑)」

成宮「撮影あるからそれまで頑張ってるの！」

世間話しを３人でしていると、

松田「いた！Aいたー！」

と、後ろから元太のバカでかい声が聞こえたかと思ったら背中に重みがのしかかった。

松田「もう！1人で歩いちゃダメっていってるでしょ！樹くんも手離してください！」

成宮「だってみんな過保護なんだもん。」

田中「ほんとにな(笑)」

松田「ほら、楽屋かえるよ！」

京本「Aまたご飯いこうな〜」

田中「みんなで今度行こうぜ！」

成宮「うん！またね！」

元太と手を繋いで楽屋への道のりを歩く。

でもなぜかさっきから元太がずっと黙っている。

成宮「元太、？」

松田「ん。」

成宮「えっと…怒ってる？」

松田「怒ってないよ。」

成宮「怒ってるじゃん！」

ガチャっと私達の楽屋とは別の部屋に入れられ、ドンッと壁に追いやられた。

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