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誠也side
また、児童保護を名乗る男が来た。今度は健に直接接触してきたらしい
その報告を聞いた時に、前回の男のことを思い出して呼吸が苦しくなった。
察してくれた晶哉と部屋に戻る
晶哉「大丈夫？誠也くん」
「これは俺らの問題で、大人はどうせリチャ以外なんもしてくれへんねんから」
俺が中3の時に訪ねてきた時はまだアイツら、親と
暮らしとった。
弟たちと家を出たかったけどろくに働けもせん俺らにできることは、良規たちに暴力を見せないようにすることやった。
そんな中で児童保護の仕事をしている拓真という男が訪ねてきた。俺らにとっての救世主に全信頼を置いた俺と健、晶哉は全部話した。今まで受けてきた暴力も、過去に家にいた男たちのことも
やけどその時に居った男(Mとする。)
Mが児童保護の拓真を言い包めた。
Mが出した条件は
「俺、健、晶哉から1人選んで好きなようにしていい。だからこの家から手を引け」
だった。
最初混乱しとった拓真はMに殴られとった健を見てあっち側に堕ちた目になった。
そうなれば次に起こることは予測がつく。
母親が水商売をしているせいで俺ら3人の脳内に浮かぶのは、
好きなこと＝身体の関係
だ。
家に母親の商売相手が転がり込んできたときに知った行為。愛や同意がない上で行われるソレがどう言ったものなのかも、いつだったかの男が連れ込んだことで知っている。
幸か不幸か拓真が選んだ相手は俺やった。
健も晶哉も、線は細いけど縦に大きかったから必然的に小柄な俺になったんやろう。
弟を守れることへの安心と、得体の知れない初めてをこんな男に奪われることへの恐怖で体が震えて動けなかった。
そのまま拓真と2人で部屋に取り残され、自由を奪われてなす術もなく襲われた。
途中の記憶は全くない。
覚えているのは底知れない恐怖と、痛みだけ。
健がリチャに連絡をしてくれて、とんで来たリチャに助け出されて事態は収束した。
やけどそこから、家族以外の男が怖くて仕方がない。俺自身の体も汚くて仕方がない
高校でもいじめられとるし、弟たちがおらんかったら確実に死んどったやろう。
この一件以来、リチャがアパートを借りてくれて俺らだけで住み始めた。その時にMも出て行った。
「絶対に大晴と良規には接触させたらあかん。送り迎えは俺もやるから、晶哉も気いつけて」
晶哉「誠也くんもやで。あの人たちのとこ通うのしんどかったら俺と健くんも行くから。」
やけどこいつらにあんな思いをさせるわけにはいかへん。
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もぐら(プロフ) - ユウさん» メッセージ解放されてないですか？ (5月6日 16時) (
レス) id: e66c7e2f61 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サブ垢のDMを解放していただかないと送れないかもしれないです💦 (5月6日 15時) (レス) id: c63d2551f7 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - 〇〇さん» サブ垢解放しました。そちらはお願いします。https://www.instagram.com/mogurano_sabuaka?igsh=MTBncHp3c2diamhxcw%3D%3D&utm_source=qr (5月4日 13時) (レス) id: e66c7e2f61 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - インスタフォローさせていただきたいのですがdmが送れません (5月3日 1時) (レス) @page26 id: b1312b8d3b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - もぐらさん» 検索して無事に発見出来ました😭 (4月8日 0時) (レス) id: c63d2551f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐら | 作成日時：2024年3月22日 0時
