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小島side
佐野「なぁ健くん。あの、その、、、」
「ん？どしたん？晶哉」
誠也くんの呼吸が落ち着いたのを確認していたところに晶哉から声をかけられる。
佐野「いゃ､､､あの、」
「ゆっくりでええよ」
晶哉はこの4人の中で最も圧に弱い。
それがわかっているからゆっくりで大丈夫やよと背中をさする。
佐野「あの、やっぱり誠也くんのことを､､､さ、病院に連れてった方がええんちゃうかなって､､､」
しどろもどろになりながら俺の目を見てしっかりと伝えてくれた。
「でも､､､晶哉は？大丈夫なん？」
そういえば下唇を噛む
緊張とか心にストレスがかかると下唇を噛む癖のある晶哉。
「あかんよまた唇噛んでる。血ぃ出てまうて」
晶哉「っあ、」
普通ならすぐに病院に行くのが当たり前なのはわかってる。それでも俺らがそれをしない､､､いや、できないのには理由がある
きっかけは晶哉の父親。
ここで整理しておくと、俺と晶哉は厳密にはあの人の子供ではない。俺は誠也くんの父親の連れ子だ。
流れ的には、
俺誕生→誠也くん誕生→晶哉誕生→俺の父親と誠也くんの母親が再婚→離婚→誠也くんの母親が晶哉の父親と再婚
誠也くんの方が若干遅いけど、雰囲気的に長男は誠也くん。
そして、
この晶哉の父親がタチの悪いやつやった。
普段はなんもせぇへんのに人前ではいい人ぶりたいみたいなかんじの。
やから元々体の弱い誠也くんをさらに弱らせて病院に連れて行ったり、誠也くんの入院中にわざと晶哉に怪我をさせたりと善人ぶるために俺らのことを利用していた。
俺らの中で病院は怪我をさせられたり、苦いジュースを飲まされたりする場所。
やから病院に対して苦手意識がある。
誠也くんは人に弱みを見せることが嫌やからっていうのもあるけど、晶哉にとっては無慈悲な暴力の象徴やから。
晶哉「でも、誠也くん最近発作起こしすぎてるし､､､心配やねん」
「それはそうやけど､､､」
誠也「んぅ､､､ま、さや？けん？」
「誠也くんっ！」
晶哉「大丈夫？苦しいとかない？」
誠也「っひっっっ！」
俺らが前のめりに近づくと、後退りする誠也くん。
晶哉「え？誠也くん？」
誠也くん？なんで…
誠也「っあ､､､ごめん。夢とごっちゃになってたわ」
晶哉「も〜！びっくりさせんといてよ」
「なぁ誠也くん。病院行かん？」
誠也「は？なんでよ､､､別に大丈夫やって」
「それよりごめん俺バイト行かな。」
そう言って出ていってしまった。
助けてよ佐久間さん
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もぐら(プロフ) - ユウさん» プロフにしっかり明記してくださってたので大丈夫ですよ (1時間前) (
レス) id: e66c7e2f61 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - もぐらさん» 解放されてないんですけど...一応フォロー通してもらったので大丈夫ですか？他の書き手の方もフォローさせていただいているアカウントにはなるのですが...。 (7時間前) (レス) id: c63d2551f7 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - ユウさん» メッセージ解放されてないですか？ (5月6日 16時) (レス) id: e66c7e2f61 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サブ垢のDMを解放していただかないと送れないかもしれないです💦 (5月6日 15時) (レス) id: c63d2551f7 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - 〇〇さん» サブ垢解放しました。そちらはお願いします。https://www.instagram.com/mogurano_sabuaka?igsh=MTBncHp3c2diamhxcw%3D%3D&utm_source=qr (5月4日 13時) (レス) id: e66c7e2f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐら | 作成日時：2024年3月22日 0時
