AAA的恋愛事情 (ページ6)

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【同じ頃 × 1-B教室】

伊藤千晃です。

毎朝、教室に入ると同じ光景があります。

「與くんおはよ～♡」
「ねえねえ！今日放課後スタバ行こうよ～！」
「え！ずるい私も行きたい！」

朝から與真司郎を取り巻くファン。

まぁ、朝というかあの子達は1日中だよね…さすが王子。

そんな王子が私に気づくとごめんな通してや、と取り巻きを抜けてやってくる

與「ちあちゃん、おはよ～」

伊「真ちゃんおはよ～今日もモテモテだねぇ」

與「う～ん、恥ずかしいから程々にしてほしいんやけどね」

満更でもないってことなの？！真ちゃん！？！？

伊「さすが王子～」

與「なんやねん、それ。それよりちあちゃん、放課後スタバ行かへん？」

「「「「えええっ！？！？」」」」

伊「ちょ、真ちゃん！！あの子達から行こうって言われてたじゃん」

ファンの子たちはかなりダメージくらってる…ごめんねこの子バカでごめんね！！！！

與「え～だって千晃と行った方が楽しいやん。…あっ、ごめん。秀太に悪いな」

そっか、真ちゃんは私が秀太と付き合ってること気にしてるのか。

伊「秀ちゃんも一緒に3人で行くならいいんじゃないかな？」

與「ほんま？！聞いとってや～」

そう言ってニコニコしながら自分の席に戻る真ちゃん。

伊「勝手だなぁ」

自由気ままな真ちゃんがたまに羨ましい。。