十五話! ページ16
まふゆside
結局、そらるさんと別れてからは何事もなく家に着いた
そらるさんも、負い目を感じていたのか追いかけてくることはしなかった
なんとなく、Aには元気がない気がした。ぼくと話していても上の空だ
やっぱり、そらるさんのほうに返していた方が良かったのかな
ま「ねえ、A帰りたい?そらるさんのとこに」
ぼくがAの行動を縛り付けているなら、ぼくはAを返すつもりでいる
もちろん、本音はずっと一緒にいたい、だけど。
それでAの笑顔が見れなくなっちゃうのは嫌だから
「う、ううん。大丈夫。
ごめんね?変な心配かけて」
上目遣いにぼくを見る
あぁ、やっぱかわいい。どうしてもこの気持ちだけは抑えられなかった
だからこそ、Aに危害を加えたくなくて言い放つ
ま「そろそろ、そらるさんの所に帰ったら?
そらるさんだって、待ってるって言ってたし。もう大丈夫でしょ?」
いじわるなことをしているってことはわかっている
「ま、まふ、、」
Aも動揺している。多分必死で考えているんだと思う。どっちを取るべきか
「今は、まふといたい。」
”今は”という言葉に過剰に反応してしまう
ああ、こんなこと考えないようにしなきゃって言ったのに!
ま「そっか」
いつも通りを装って笑ったけど、うまく出来たかはわからない
少し、涙がにじんでいたかもしれない
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りっちゃん(プロフ) - おお!コメントありがとう!来てくれたなんて!!毎秒投稿ww頑張るわ (2019年8月19日 16時) (レス) id: 75e3c0ea04 (このIDを非表示/違反報告)
たまごぷりん - いきなり悲しい展開…、そして続きが気になるような終わり方…この作品好きだわ。(唐突)体に気を付けて毎秒投稿してください!(((( (2019年8月19日 16時) (レス) id: d50fa5c1bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りっちゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時:2019年8月19日 12時