助けてくれた 6 ページ7
貴方side
及川「まぁ、名前のことはおいといて！Aちゃんに聞きたいことがあるんだよねー」
貴方「聞きたいこと…？」
私、何されるんだろう…
私の両親は結構なお偉いさんだからその事かな…
でも、私に聞いても何も出ないと思うけどな…
だって、2人のことは何も知らないから。
正直、なんの仕事をしてるのかも知らない。
及川「機械とか使ったことある？」
貴方「機械、ってパソコンとかですか？」
及川「そうそう！使ったことある？？」
貴方「は、はい。」
すると及川さんはうんうんと頷き、黒尾さんとこしょしょ話をした。
黒尾「お前、それはダメなんじゃね？」
及川「えーでも、１回やってみなーい？」
黒尾「上の命令はAちゃんと一緒に仕事する時にAちゃんを外に出すことだろ？」
及川「いやー、でもさ！やってみたいなー？」
な、何の話をしてるんだろう。
なんか、及川さんは上目遣いしてるし、
黒尾さんは呆れてるし…
でも、なんか、私の家族の事じゃなさそう…
それはそれでホッとした。
及川「Aちゃん！ちょっとついてきてー！」
黒尾「おい、理由を言ってやれ。」
及川「あ！えっとねー、Aちゃんには仕事をしてもらいまーす！」
貴方「へ？」
し、仕事…？
バ、バイトもしたことないのに？？
貴方「し、仕事って…」
及川「まぁまぁ！とりあえず！ついてきてー！」
と言い、腕を掴まれグイッと引っ張られた。
貴方「うぇっ？！」
黒尾「ごめんねー、コイツ、ゴリラだからさー」
及川「クロちゃーん？なーに言ってるのかなー？？」
黒尾「ボクは事実を言っただけですけどー？？」
及川「ムカつく！！！」
なんか、賑やかだなぁ…
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作者名：★ｷｮｳｶｼｮ★ | 作成日時：2019年3月20日 22時
