助けてくれた 13 ページ14
貴方side
あれから私は裏の方でお店をやっている皆さんの姿を見ていた。
お客さんの大体が女性の方ですごかった。
黒尾さんはすごい笑顔をお客さんに振りまいていてお店が終わったあとに「凄いですね!」って言ったら「あの笑顔は営業用のね」とニヤッとしながら言われた。
それでも凄いですよ…
そして今日私と赤葦さんと夜久さんが作ったブレスレットは無事完売した。
まさか私のやつも売れるとは思わなかったから売れたと聞いた時はびっくりした…
そして今の時間は夕飯兼会議の時間らしい…
貴方「あの、なんの会議、ですか…??」
及川「今日の会議はーーーじゃん!○○企業について会議しまーーーす☆」
黒尾「あれ、もしかして今日やる感じ?」
及川「うん!じゃあ、まずはかるーくわかった情報教えて!」
孤爪「今日取りいくものは宝石が散りばめられたネックレスでそれは最上階の倉庫の金庫の中にあるらしい…でも、その倉庫は関係者以外立ち入り禁止、金庫も暗証番号が掛かっててそれを知ってるのはその企業の社長しか知らないみたい。」
赤葦「その最上階までの道のりに警備員とかいる?」
孤爪「うん、結構いる。いない場所は無いかもね」
黒尾「マジか…」
木兎「天井からその倉庫に入るのは?!」
孤爪「その倉庫は扉以外から侵入した場合警報機が反応して即ゲームオーバーになるよ」
及川「その、警備員の装備とか分かる?」
孤爪「基本的に銃と武道的な物理的な攻撃をするみたい」
木兎「じゃあ、銃取っちまえば勝ちじゃねぇか!!」
及川「全員分の銃取ってたら他の警備員が社長に報告するかもしれないからそれは無しー」
木兎「ちぇっ」
すごい、なんか、皆さん真剣な顔をしている…!!
こんな所に私居ていいのかな??
孤爪「でも、ただ一つだけ気付かれずに入れるところがあるんだけど…」
及川「え!そうなの?!」
孤爪「うん、でも、でかい人は入れないぐらい入口が狭いんだ」
黒尾「じゃあ、小柄な奴が行った方がいいのか」
木兎「孤爪行けんじゃ「俺はヤダ。」ウィッス」
孤爪「他にいるじゃん、適切な人が…」
すると、皆さんの視線が一気にこちらへ向いた。
貴方「え、え…」
ぇぇええええええ?!?!?
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作者名:★キョウカショ★ | 作成日時:2019年3月20日 22時