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教室に戻ると
先生が校内の地図に何やら書き込みをしていた
柊「今の爆破で君達は
この教室と隣の美術室、そしてトイレ以外は行けなくなった
完全に退路を絶たれたことになる」
魚住「全然話についていけないんだけど…」
結城「え、これドッキリだよね?」
そんな訳ない、これは───
柊「もちろん、リアルだ」
先生はいつもよりワントーン低い声でそう言った
柊「ちなみにこの学校には
さっきみたいな爆弾が至る所にしかけられてる」
逢沢「この教室も爆弾があるってことですか」
柊「……いち、に、さん」
先生が教室の3か所を指さすと
みんなは一斉に後ずさる
柊「わかったら、席に着こうか」
その言葉にそれぞれが席に着き始めると
先生は窓枠に手をついて楽しそうに外を眺めた
柊「おー、走ってる走ってる!
もう2、3個爆破させないと緊張感出ないかなって思ったけど
結構みんな必死に逃げてくれてるね」
先生がこちらを見ていない隙を狙ってか
数人が携帯電話で助けを求めようとしていたが
私はそんな行動を起こすことも出来ずただ先生を見つめていた
柊「はい、携帯ストップ!!
これからみんなの携帯電話と鞄を回収するから
……もし、余計なことをしたら…」
未だに携帯で連絡を取ろうとしている西崎くんに近寄ると
先生は広げた袋を叩きつける
柊「ばあん!!!!!!
……それが嫌なら、この中に全部入れろ」
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佐藤。(プロフ) - マドレーヌさん» ありがとうございます!本当に不定期すぎる更新で申し訳ないです…。頑張ります! (2019年10月11日 18時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです(*^^*)一気読みしてしまいました!これからも頑張って下さい♪応援してます(p`・ω・´q) (2019年10月4日 19時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - 歌波さん» そうなふうに言っていただけて嬉しいです…!完璧なる自己満足作品ですが、これからもよろしくお願いします! (2019年5月3日 16時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - 神作をまたもや発見 (2019年5月3日 14時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤。 | 作成日時:2019年4月30日 18時