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結城「ねえ
景山さんのストーカーの仕業だとしたらさ
プールによく顔出してたんじゃない？」
熊澤「うちの男子は見かけなかったけど…」
諏訪「別に男の仕業とは限らないんじゃない？
女だっているでしょ、そういう奴
ねえ？」
唯月の言葉はやけにわざとらしく
おそらく香帆を挑発しているつもりなのだろう
事情を知る私とさくらは顔を強ばらせた
諏訪「あ！
そういえば香帆さ！
澪奈と昔仲良かったよね？」
宇佐美「はあ？何いきなり」
諏訪「どうして急に話さなくなったの？」
宇佐美「あんたに関係ないでしょ」
魚住「どうしたの？香帆」
宇佐美「……何でもない」
数秒の沈黙の後
今まで口を出していなかった涼音が
虚空を見ながら言葉を発した
水越「もし女子がやったなら
犯人は茅野じゃない？」
茅野「えっ…」
『ちょっと涼音、落ち着…』
水越「だって澪奈のことずっと追い掛け回してたじゃん」
小宮山「確かに
一番奴 隷が当てはまる」
茅野「いやいや… 私じゃないから」
辻本「否定すれば否定するほど怪しいよね」
茅野「そんな…」
不穏 ───
お互いがお互いを疑いあって
誰かを悪人に仕立て上げ
自分だけが助かろうと必死
不穏だ
張り詰めた空気を壊すかのように
ｶﾞﾗｶﾞﾗと扉が音を立てて開いた
柊「さあ、そろそろ約束の時間だぞ
どうだ "やり逃げX" さん
名乗り出る気になったか？ ん？」
誰も目を合わせず、名乗り出ようとしない生徒たちを一瞥すると
また先生はとぼけた様子でﾆﾔﾘと笑う
柊「うーん、しょうがないなあ…
じゃあ、誰かに裁きを受けてもらうか！
だーれーにーしーよーう…」
生徒たちの恐怖心のざわめきを制したのは
前方から聞こえる着信音だった
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佐藤。(プロフ) - マドレーヌさん» ありがとうございます！本当に不定期すぎる更新で申し訳ないです…。頑張ります！ (2019年10月11日 18時) (
レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです(*^^*)一気読みしてしまいました！これからも頑張って下さい♪応援してます(p｀･ω･´q) (2019年10月4日 19時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - 歌波さん» そうなふうに言っていただけて嬉しいです…！完璧なる自己満足作品ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月3日 16時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - 神作をまたもや発見 (2019年5月3日 14時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤。 | 作成日時：2019年4月30日 18時
