【3年A組】time limit【柊一颯】

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柊「残念ながら今の答えは不正解だ




確かに景山はクラスメイトから無視されていた




そして親友だと思ってたお前にも避けられて深く傷ついた




でもそれが亡くなった理由じゃない」




茅野「……違う…




私のせいなんです！


本当に私の…」


柊「お前のせいじゃない」




先生はさくらの目をしっかりと捉えて


力強く言った




自分を責めるさくらを説得するように






甲斐「何であんたにそんなことが分かんだよ」




柊「景山本人から聞いたからだ


何にあいつが苦しんでいたのか」



甲斐「なら、景山は誰に何をされて自 殺したっていうんだよ！」




柊「それはお前たちが自分で探せ」




甲斐「んだと？」




柊「なぜクラスメイトが死ななければならなかったのか


卒業までの１０日間で、一緒に考えるんだ」







そう言った先生の目には涙が溜まっているように見えた




だが


次の言葉で教室は一気にざわめき出す






柊「さてと


不正解だった場合ペナルティーが科せられるんだったよな？」

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