あなたもメンバー*～Substory～ (ページ9)

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Funky9加入時のお話 f9 ページ9

Joichiro side

___2015年2月

いつものまいジャニの収録終わり。
レポートせなあかんなーと思いながら
皆んなより早めにテレビ局を出て駅に向かう途中、
聞き慣れた声が聞こえた。

「っちょ、やめっ……」

いやいや、聞き慣れた声も何も確実にAやん。
声のする方に足を進めると、そこは路地裏で。
そこで目にしたのは

"君やろ、ヤらせてくれるん"

「は、ち、違います…
やめっ…ああっ……ほんまに、やめっ、て…」

"ちょお声でかいって!誰か来たらどうすんねん!"

無理矢理服を脱がされて、体を触られてるAで。

…えっ、なにこれ。

こんなんレ .イ .プやん。

『おい。おっさんら何やっとんねん』

"ちっ、あーもう行くで!"

『逃げんなやっ、』

「じょっ、…」

そのまま逃げるおっさんらを追いかけようとしたら、Aが俺の名前を呼ぶから、
追いかけるのを諦めてAの方に行った。

『おま、何があってん…とりあえずこれ着とけ』

「ありがとう…っ……」

『…とりあえず警察呼ぶわ。』

俺がAから離れようとすると、ぎゅっと抱きついてきた。

「やめて、行かんといて…」

『…わかった。でも警察は呼ぶで？』

「うん…」

こんな弱々しいAを見るのは初めてで。

'離れへんから安心しいや'という意味を込めながら
Aの肩を抱いて警察に連絡した。