今日もキミのトリコ 1 【橙】 (ページ31)

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深澤「お前何余裕ぶってんだよ！」

向井「そんなんちゃうわ！もうええからケータイ返して！」

深澤「あーらら」

そんな変な声とともにふっかの元から消えたケータイ

そこでタイミングよく着信が鳴った

向井「あ。」

渡辺「誰から？」

向井「和也から。」

目黒「おお。」

まさかの話題の人物からの電話。

電話に出るため席を離れようとする康二の腕を隣にいたふっかが掴む

深澤「いいからいいから！ここで出ろって！」

向井「ぇえ……？」

深澤「なあ！いいよなあ！」

目黒「もうなんでもいいから、早くでなよ」

渡辺「そうだよ、電話切れるよ」

まじで酔っ払ったふっかだりいな

「もう、じゃあ。ごめんなあ？」そう言って電話にでた康二。

その隣にいるふっかは「もしかしたら合流しよとかかな？」ってワクワクしてるけど、

それだけは絶対に無いから安心しな。

部屋の中には康二の声だけが響いてて、

「えっ？」て声を上げてからどこか心配そうな顔をするもんだから目黒と一緒に顔を見合わせ首を傾げた。

なんの電話だろ。

向井「わかった、とりあえず切るわ」

そう言って耳からケータイを離すが未だ浮かない表情をしていて、すかさず目黒が話しかける。

目黒「なに、どうしたの」

向井「なんか、Aが酔ってるらしい」

渡辺「あ、そんなこと？」

なんだ、もっとやばいことかと思ったから少し安心

向井「んー、でも結構酔ってるらしくて、とりあえず写真送るわって言われたんだけど……あ、」

丁度よく写真がきたのか、

それをみた康二はまた心配そうな顔をする

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