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「隣いい?」って聞いてきためめ


断る理由もないから「どうぞ」って言うとすぐ隣に座りグーっと伸びをした。






「お疲れ?」

目黒「いや、別に、いや、ちょっと疲れた」

「え?(笑)どっち?(笑)」

目黒「疲れてない、平気」

「本当?(笑)」





だけどめめの目はトロンとしていて。

きっと疲れてるんだろうな、最近個人仕事も増えてきてたし。

他の人がくるまで休ませてあげよう、そう思ってイヤホンをしようとしたら「ねえ、」って話しかけられた






「なに?」

目黒「やっぱり気になんの?」

「え、何が?」

目黒「自分のこと、さっき見てたじゃん」

「あ……」





そう言われてすぐにさっきのことだって分かった


やっぱり見られてたのか、少し恥ずかしいな

エゴサしてることがバレちゃうなんて






「隠したけどダメだったか〜(笑)」

目黒「ごめん、真剣だったから何見てるんだろと思って」

「全然〜、怒ってないよ?…もうさ、癖なんだよね、調べちゃうのが」



ついつい、検索しちゃう

傷付くって分かっているのにだよ?




目黒「平気なの?そういうの見ても」

「平気なわけないじゃん、全然傷付くよ、特に康ちゃん関連のなんて尚更」




私がそう言うと「え!?」って目をまん丸くして驚いた声を出すめめ





「え、なに」

目黒「いや……康二とのことは何言われても平気なんだと思ってた」

「そんなわけ、私をなんだと思ってるんだ」

目黒「鋼のメンタルの持ち主」

「いやまじか」





めめにそんな奴だと思われてたのか?私は。





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作者名:chi | 作成日時:2021年4月25日 16時

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