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アイ「Aはさー、なんでこんなにモテるのに彼氏作らないの？」
「別に、興味無いし、」
アイ「何それ〜！この前だって社長の息子に言い寄られてたのに見向きもしなくて！」
結構社内でも有名になったよ〜！？って話すけど。
本当にそういうのは迷惑でしかない。
だって何も知らないのにどこを見て気になったの？結局顔でしょ？
それで思ってたのと違ったとかいって幻滅したり。
そういうのがダルいから私は一目惚れなんて信じないし、そういう人とは関わりたくもない。
「だるいんだよね、ああいうの」そう言うとアイは笑った。
アイ「変わってんな〜Aは」
「そんなことないでしょ」
アイ「変わってるよ！そんな変わり者のAに、」
「おい、」
アイ「はい！プレゼント〜！」
私の目の前に紙袋をジャン！と出す。
「えっ、あっ、ありがとう」
まさかくれるなんて思わなくて、
アイ「どう？嬉しい？？」
「嬉しい、ありがとう…」
アイ「えへへ、ねえ中みてよ〜！」
そう言って近くにあるベンチで2人並んで座る。
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作者名：chi
| 作成日時：2021年3月4日 23時
