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その後、職場から大阪の移動をお願いされ、迷うことなく行きますと返事をし、逃げるように東京を離れた。




辰哉と終わってもう2年が経つ。



辰哉と居ても幸せになれないから貴方のもとを離れたけど、


全然幸せになんかなれなくて。




辛かったけど、彼の傍に居た時の方が間違いなく幸せだった。



もしあの時想いを伝えていたら、幸せな未来があったのかな




そんな叶いもしないことを考えてしまう。





どんなに月日が経とうとも、




辰哉の匂いや仕草、全部が鮮明に思い出せる。





自分から離れたのに、おかしいよね。




だけどやっぱり、貴方はわたしの全てだった。





貴方がいない未来に希望なんてない。





ねえ、辰哉、会いたいよ




昔みたいに私の隣で笑ってよ







友達に戻れたら、それ以上はもう望まないから






彼女になりたいなんて、そんな贅沢言わないから





また、貴方と会いたい









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作者名:chi | 作成日時:2021年3月4日 23時

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