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寝室につきベッドに寝かされるとあっという間に服を脱がされて。
だけど不思議とさっきみたいに恥ずかしいという感情が無かった。
それ以上に
もっと辰哉に触れたくて、もっと辰哉を感じたくて
その思いの方が強かった。
何度も何度も身体を重ね、お互いを求め合う。
辰哉の手つき、辰哉の表情、行為、その全部が
私の事、愛してくれてるんじゃないか
そう錯覚させてしまうくらいとても甘かった。
他の女にもこうやって身体を合わせてきたのかなって
顔も名前も知らない人達に物凄く嫉妬をしてしまう。
だけど今だけは私のもの
そう思って私の上に跨っている辰哉の首に手を回すとこちらをみた。
深澤「なに、積極的じゃん」
「やだっ、た？」
深澤「、全然(笑)」
そう笑う辰哉の顔はどこか余裕が無さそうで。
それが嬉しくて自分から辰哉の唇にキスをする。
深澤「あんま煽んなってっ、」
「だって……、」
深澤「止まんなくなるだろ。わら」
「止めないで、」
もっともっと辰哉を教えて欲しい
もっともっと辰哉でいっぱいにしてほしい
他の人じゃ満足出来ないくらいに、いっぱい愛して欲しい
深澤「…もう知らねーから」
その瞬間、更に動きを早めた辰哉。
押し寄せてくる波に声が止まらず、意識が飛びそうになる。
「たつや、たつやっ……」
すき、大好き。
本当に、好きすぎてどうしよう。
多分もう、私はあなた以外好きになれない。
戻れないところまで、あなたに溺れてしまったんだ。
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作者名：chi
| 作成日時：2021年3月4日 23時
