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深澤「家は？」
「今日誰もいなくて……」
深澤「あぁ(笑)はいはい(笑)帰っても怖いのね(笑)」
「なっ、……！」
違うしっ！！！焦って否定する私を深澤くんは楽しそうに笑いながら「可愛いね〜(笑)」って。この人めちゃめちゃチャラいよ、絶対。真に受けて赤くなってしまう自分が嫌だ。
深澤「んーじゃあ、止むまで楽しいとこ行こっか」
そう言って、深澤くんは傘をさして歩き始めるもんだから慌ててその後を追いかける。
「え、え。もしかして付き合ってくれるの…？」
深澤「ん？うん。だって怖いんでしょ？」
「そうだけど…」
でもいいの？さっきみんなと疲れたーって騒いで早く帰りたそうだったけど。それなのに全然仲良くない私に付き合ってくれるんだ。
やっぱり深澤くんはみんなの言う通り優しい人なのかもしれない。疑ってた自分が恥ずかしくなるし申し訳なくなる。
「……深澤くん、ありがとう」
深澤「ん？いーえー」
「深澤くんって優しいんだね。本当はもっと嫌な奴だと思ってた。ごめんね。」
深澤「何その急な暴露(笑)それに別に優しくないよ、俺(笑)」
これを優しさと言わないで他になんと言うんだ。
自覚がないのか。それとも本当に彼にとっては優しさでしたわけではないのか。もしそうだったら彼の優しさは一体どれだけのものなのか。
もしかしたら彼女とかにはもっともっと優しいのかな。そんなことを想像して少しだけ胸がちくんってした。
……ちくん？？？？
深澤「はい到着ー」
自分の違和感に頭を悩ませてたら深澤くんがその場に立ち止まる。建物を見上げれば、
「…ん、え、ゲームセンター？」
深澤「そそ、成瀬ちゃんは来たりする？」
「いや、全然……」
深澤「だよね。俺好きなんだよなーゲーセン」
雨止むまで付き合ってよ、って笑った深澤くんの横顔はびっくりするくらいかっこよくて。
ドキンっと、今度は胸が高鳴った。
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美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (12月11日 23時) (
レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - chiさんの書かれる💜さんが大好きで何度も読み返してます！更新楽しみにしております〜！ (11月25日 1時) (レス) id: 107b7f8561 (このIDを非表示/違反報告)
ことちゃん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！いつかふっかsideも読みたいです💜 (11月16日 21時) (レス) @page38 id: 56d9883f54 (このIDを非表示/違反報告)
コパ - お忙しいと思いますのでゆっくりと頑張ってください！ (10月16日 16時) (レス) id: 4ac7fe361f (このIDを非表示/違反報告)
コパ - いつも楽しみながら読ませてもらってます！！ふっかさんの沼を実感できる良い小説すぎてもうたまんないですね！更新楽しみにしてますっ (10月16日 16時) (レス) id: 4ac7fe361f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chi
| 作成日時：2023年9月16日 21時
