CONNECT:re ２ ページ46
SideJH
JH「あれ、出ないかな」
SG「ホソガ、何してんの？」
今日ジミンが、Aと電話で話したっていうから、かけてみた。
JH「A、大変なんですかね」
リビングのソファに、シャワーから出て石鹸の匂いがするユンギヒョンと並んで座る。
SG「まあ、大変じゃない仕事はないだろ」
JH「........そうですけど、でもAってあんまりこう、仕事で疲れた感じ見せないじゃないですか。それに、芝居はAの得意分野なのに。今まで芝居で悩んだことなんてなさそうですし」
SG「あいつが悩まないのは、興味がないからだろ。今までだって、注目される恐怖とか、そういうものにAは怯えなかった。興味がない、または興味を持てないほどに慣れきってるから」
JH「.....たしかに。そう言えなくもないです」
SG「良くも悪くも極端だよ、あいつは。それで自分がイカれてんのに気づいてない」
JH「いや、イかれてる、って」
SG「いや、実際Aは俺たちの中でダントツ、イっちゃってるやつだと思うぜ？お前だって薄々感じるだろ？」
薄々。
感じてることはある。でもそれをイっちゃってる、と表現するのは...........。
SG「ま、俺たちも全員イっちゃってるから、気づけないのかもな。でもだからこそ、あいつはここにいるしかない、ここにいる運命のやつだと思うけどさ」
JH「、」
ユンギヒョンの言葉に反応するみたいに携帯が震えた。
JH「Aだ！」
急いでスピーカーにして机にスマートフォンを置く。
『...........ホソギヒョン？』
JH「A！元気してた？」
『....................はい！今日も早めに終わったんで送られてきたダンスの動画見てたんです！』
JH「あ、ほんとに！？どう、行けそう？」
『..............おどってみないことには』
JH「ははは、だよねえ。足の具合は？」
『この撮影が終わったら病院行く予定です！』
JH「そっか、痛くしてない？」
『気をつけてます』
JH「ん。なら安心。で？」
『はい？』
JH「なんでそんなに元気ないの？」
『え、』
JH「流石にね、ヒョンわかるよー。何、ダメ出しされた？いじめられた？」
『..............』
JH「...................ま、頑張れ。俺たちはここで待ってるから。何も言わないよ、言っても仕方ないし。お前の選択だからね」
『っ、ホソギヒョ、』
JH「じゃね」
Aの言葉は待たずにきった。
ユンギヒョンがギョッとして俺を見つめている。
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飴雨(プロフ) - チュゴラ...(°д°) (2022年1月9日 22時) (
レス) @page49 id: 611491bcf0 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ - 名前まんまです笑カタカナにすらしていません。たまに名前を変えるときはユウって入れています。どっちも2文字なので字数オーバーしたことはないですよ。いつも楽しみに読ませていただいてます！ユンギペンより (2020年5月22日 23時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 作品が大好きでいつも楽しみにしてます。名前思いっきり本名カタカナで入れてますwww (2020年5月20日 12時) (レス) id: 910148a662 (このIDを非表示/違反報告)
sai - 前の作品も読みました！！いつも楽しみにしています。フラグ回収がいつも凄くて‥‥！更新応援します！ (2020年5月20日 0時) (レス) id: 4245d4dd85 (このIDを非表示/違反報告)
a(:(プロフ) - 月と書いてユエという中国読みがあるらしく、その名前で設定しています。リクエストは特になく、いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年5月19日 21時) (レス) id: d60ff01a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年12月24日 1時
