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Side RM
一週間ってこんなに長かったっけ。
休みといっても次のカムバに向けての準備だって始まってるし、やることがないわけでもないのに1日が長い。
そんな中、ここにいないA以外の全員が事務所に呼び出された。
RM「日本デビュー、ですか」
デビュー2年目を前にしての日本進出。
PD「Aが帰ってくるのを待って報告しても良かったんだが、まあ早い方がいいと思ってね。あっちで今頃Aも話は聞いてるだろう」
JN「日本.......」
カムバのたびに人気が上がってるのはわかる。俺たちは信じて飛び込むしかない。ただ、今それだけを見据えて走りきれないのがもどかしい。
俺たちは確かに一つになって走っているはずなのに、いつからAとこんなに距離が離れてしまったのか。
いや、俺が気づいてないだけで、もともと......？
JH「ナムジュナ、」
横に立ったホソガが肘で俺を突いた。
RM「あ........」
いつの間にかPDの話は終わっていて、みんなが突っ立った俺を見ていた。
RM「すみません」
PD「いや、疲れたかい？リーダーとして色々難しいこともあると思うけど、踏ん張って欲しい」
RM「はい............失礼します」
挨拶をして、部屋から出た瞬間、またホソガが顔を覗き込んできた。
JH「Aのことか？」
RM「..........お前はAがもし、もうここに戻りたくないって言ったらどうする？」
ホソガはその質問を予測してたのか、驚かなかった。
首筋を手のひらで撫で上げるようにして、小さくうなる。
JH「Aはさ、初めて会った時何もできなかったじゃん」
思い出す。Aとの共同生活は始まりから随分と手を焼いた。
RM「本人がどう思ってたのかはわからないけどな。すぐ転ぶし怪我も多いし、何にもできなかったよな」
JH「初めは会うたび緊張してたんだ、俺。転んだりするたびに、なんか砕け散りそうな感じでさ、ヒヤヒヤするかドキドキするかで、実はちょっと苦手だった」
笑いながら言うホソガ。
RM「俺もだよ、て言うかみんなそうじゃないか？」
初めに甘やかすのはやめよう、と言ったのはユンギヒョンだった。これじゃあいつがかわいそうだ、と言ってなんでもやらせてみることにした。
思い返せば俺たちはずっと、Aの子育てをしてる気分だったのかもしれない。ジョングガに対してもそういう感覚があるけれど。
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a - ストーリー、文章も含めて全て大好きです！！！！こんな素晴らしい文章どうやったら書けるのか、、、！羨ましいです！更新ありがとうございます！生きる糧！ (2021年5月11日 1時) (
レス) id: 1f701e5d62 (このIDを非表示/違反報告)
うんぴこ - 主人公がやたらとメンヘラっぽいな (2020年4月22日 10時) (レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - この作品とっても好きです。軽くなくって、それぞれの葛藤とかが見えて本当に素敵です。更新ありがとうございます。 (2019年12月21日 21時) (レス) id: 1554483eb9 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ - 更新楽しみにしていました！本当に興味深く読ませて頂いております。類を見ない読み応えが有り…投げ銭でもできれば良いのにと思う程です！今後も応援しています。お身体に気をつけてください。 (2019年12月18日 2時) (レス) id: 7e8f44eb3a (このIDを非表示/違反報告)
s - 最近読み始めました！ すごく好きです！ 更新頑張ってください！楽しみにしています (2019年12月14日 23時) (レス) id: 319f919f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年8月4日 23時
