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Side JM
JM「あれ？Aは？」
JK「え、まだ帰ってきてませんけど」
ジョングクの部屋を尋ねると、同室のAの姿がない。
今日は午前中にグループの仕事が終わった後、Aだけ先に取材を受けてから個人の仕事に向かっていった。でも時刻はもう夜の10時。Aの仕事は夕方には終わると聞いていたし、明日も朝から仕事があるのに。
JM「A、ご飯食べてるかな....。て言うかもう終わってるはずじゃない？」
JK「でも仕事終わってからAが無駄に寄り道しますかね？カムバ日程も詰まってるのに」
JM「わかんないけど.....」
JK「Aに何か用事ですか？」
JM「ホビヒョンが、Aは最近足にマメはできなくなったのかな、って言ってて、ちょっと心配になって」
ダンスの振り付けのことで先生と話があると言っていたホビヒョンに代わって様子を見にきたようなものだけど、帰ってきてないとなるとマメの心配よりもそっちの方が気がかりだ。
JK「.......あ、これ」
視線の先にはスマホ。ジョングクのものは自分の手に持っているから、これはAのものだ。
JM「え、スマホ置いっててるの？」
JK「いや、午前中は持ってましたよ？一緒にゲームしたし」
じゃあ一回帰ってきてる？
JM「ジョングガ、ずっと部屋にいた？」
JK「あ、いや、夕方にジム行きました。あ、じゃあもしかしてアイツ......」
部屋の扉の横にあるクローゼットを開くと、一面真っ黒。
JM「ちょ、また服増えた？Aの服のスペースないじゃん.....」
JK「だってアイツ買わないんですもん。好みも特にないから、いっつも貰い物着てるし」
なんでも似合うって意外と苦労するんですかね。
唇を尖らせて言ったジョングク。
......そう言うお前だってなんでも似合うくせに黒ばっかり着るじゃないか。
身長だってすくすく伸ばしやがって。
JK「やっぱり。A、運動しに言ったみたいです」
JM「え、この時間に？」
JK「練習着がないから.....ダンス室？かも」
二着の洗い替えしかないらしいAの練習着は確かに、引き出しにワンセットしか見当たらない。
いつも見る水色のオーバーサイズスウェットと黒のトレパンがなくて、ホソギヒョンからお下がりでもらったカラフルなパーカーとパンツのセットが綺麗に置いてあるだけだ。
JM「ちょっと見に行ってくる」
JK「...........」
なんで急にダンスの練習を？明日もテレビで踊るけど、振り付けはもう心配ないように見えたのに。
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a - ストーリー、文章も含めて全て大好きです！！！！こんな素晴らしい文章どうやったら書けるのか、、、！羨ましいです！更新ありがとうございます！生きる糧！ (2021年5月11日 1時) (
レス) id: 1f701e5d62 (このIDを非表示/違反報告)
うんぴこ - 主人公がやたらとメンヘラっぽいな (2020年4月22日 10時) (レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - この作品とっても好きです。軽くなくって、それぞれの葛藤とかが見えて本当に素敵です。更新ありがとうございます。 (2019年12月21日 21時) (レス) id: 1554483eb9 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ - 更新楽しみにしていました！本当に興味深く読ませて頂いております。類を見ない読み応えが有り…投げ銭でもできれば良いのにと思う程です！今後も応援しています。お身体に気をつけてください。 (2019年12月18日 2時) (レス) id: 7e8f44eb3a (このIDを非表示/違反報告)
s - 最近読み始めました！ すごく好きです！ 更新頑張ってください！楽しみにしています (2019年12月14日 23時) (レス) id: 319f919f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年8月4日 23時
