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Side JK
JK「うわっ！？」
帰宅して部屋を開けると、Aが電気も点けずにうずくまっていた。
何度か部屋替えをして少し前にAと同室になったけれど、Aが部屋にいて俺が帰ってくる状態は数える程しかなくて、二重に驚いてしまう。
JK「A今日仕事ないんだっけ？......ていうかなに、どうしたんだよ」
ドアが開いても体育座りの膝から顔を上げないA。寝てはいないようだけど。
JK「A？」
スリッパを履いてない。いつものスリッパは部屋の端に投げ出されていた。近づくと、Aの足の甲が片方だけ、少し赤かった。
JK「A、足どうしたの」
声をかけても返事はない。でもAは座って寝られないタイプだから、絶対起きてると思うんだけど。
JK「ちょっとA、」
『.........っ』
肩に手を置くと振り払われた。
JK「、なんだよ、何か怒ってる？俺なにか...........」
『お前も僕がいらない？』
JK「は？」
Aは顔を伏せたままそう言った。声はどことなく鋭い。
『お前も、僕はここじゃないところへ行った方がいいっていうのか』
JK「え、」
『バレバレなんだよ、どうしてみんな僕を.........』
バレバレ、って。Aは俺たちがAに選ばせようとしてることに気づいてるのか？
JK「それはヒョン達が、」
『お前は関係ないって言いたいのか？僕を避けてるの、気づかないとでも思った？』
JK「だって、だってAも自分は必要ないみたいなこと言ったじゃんか！！」
『必要ないっていうのは実際思ってるよ。でも一度も辞めたいなんて言ってない』
JK「はあ！？じゃあなんだよ、みんなに必要だって言って欲しくてあんなこと言ったのか！？」
イライラしてきた。俺たちはAのことを考えてここまで色々やってきたのに、当の本人はそれに文句を言う。それに、俺はAが辞めたがってるなんて思ってないのに。一度だって、Aを信じなかったことなんてないのに。
『大体なんだよ、僕がその話したのはホソギヒョンだったろ！？なんでお前が知ってるんだよ！？』
JK「それはっ」
『ほら、そうやって僕の知らないところで勝手に話して結論出して、結局僕はいつでも置いてけぼりなんだろ！？』
JK「..........っだってお前が、何にもわからないから！！なに聞いたって”わからない”って言うから！！」
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a - ストーリー、文章も含めて全て大好きです！！！！こんな素晴らしい文章どうやったら書けるのか、、、！羨ましいです！更新ありがとうございます！生きる糧！ (2021年5月11日 1時) (
レス) id: 1f701e5d62 (このIDを非表示/違反報告)
うんぴこ - 主人公がやたらとメンヘラっぽいな (2020年4月22日 10時) (レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - この作品とっても好きです。軽くなくって、それぞれの葛藤とかが見えて本当に素敵です。更新ありがとうございます。 (2019年12月21日 21時) (レス) id: 1554483eb9 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ - 更新楽しみにしていました！本当に興味深く読ませて頂いております。類を見ない読み応えが有り…投げ銭でもできれば良いのにと思う程です！今後も応援しています。お身体に気をつけてください。 (2019年12月18日 2時) (レス) id: 7e8f44eb3a (このIDを非表示/違反報告)
s - 最近読み始めました！ すごく好きです！ 更新頑張ってください！楽しみにしています (2019年12月14日 23時) (レス) id: 319f919f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年8月4日 23時
