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ショートメールを開くのも怖かった。
これで違ったら、私ほんとに自分が嫌いになりそう。
「早く、私も見たい」
「、でも、」
「いいじゃん、見るだけ、えい、」
「っあ、」
軽くタップされたメッセージの通知。
短くたくさん送られたメッセージには、「キムテヒョンです」の文字。
「う、嘘だ、詐欺だもんこんなの」
「いやいや、じゃあなんであんたの電話番号韓国人が知ってるのよ、しかもこんなタイムラグで」
「タイムラグは関係ないんじゃ、」
「いーから。それ絶対本人だから」
「なんでそんなこと言えるのよう〜」
なぜか涙が出てきてしまう。
「あ〜泣かない！！早く返事！！」
なんて送っていいかわからなくて、まず「はい」それから、「こんばんは」。
「愛想ないな〜」
「じゃあなんて送ればいいわけ！？テヒョンさんなんだよ！？なんで私に電話なんか........」
「じゃあそれ聞きな！なんで電話したの？おっぱ❤って」
「おっぱはないよ......」
理由を聞けば、瞬く間に送られてくる返信。
『あなたの電話番号を、探してたんです。かけ方を間違っていました』
「掛け方？方法？」
「なんだろ、なんか勘違いしてたんじゃない？」
「................」
「私がファンだって、知ってるんだよね？テヒョンさん推しだってことも」
「そりゃあ知ってるでしょ」
「でも、じゃあなんで私に、電話するの？なんで？？」
「私に聞かないでってば、」
流石に期待してしまう。でも期待して裏切られる時が怖い。
私はあなたのファンで、あなたが、あなたが、
「..................私、テヒョンさんのこと、好き、なの？」
「は？」
「ちゃんとお話ししたこともない相手で、確かにテヒョンさんが言ってるみたいに私も、会いたい。でも、好き、なのかな？これって」
「いやいや、え？推しじゃん？あんなにリア恋ぶちかましといて、好きじゃないとかないでしょ」
「...................」
私はファンです、と送った返信は、初めて少し遅れた。
1分近く待ったあとで、「今は、どのファンよりも、どんな人間よりも一番、あなたに会いたいです」と送られてきた。
その言葉に、私は、もう反射的に返事をうっていた。
「私も、あなたに会いたいです」と。
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みうみう(プロフ) - 途中で何度か泣きそうになりました。ふたりの続きが読みたいです！公開される日を待っています (2022年12月18日 14時) (
レス) @page50 id: 1630532606 (このIDを非表示/違反報告)
さちか(プロフ) - 初めまして！すごく面白くて一気に読んでしまいました！パスワードはどうしたら教えていただけるのか知りたいです！お願いします！ (2022年1月4日 17時) (レス) id: 5256a55c8d (このIDを非表示/違反報告)
みらの(プロフ) - すみません！誤字りました！気になるのですが、パスワードってどうやったら教えていただからのでしょうか？ (2021年10月25日 22時) (レス) id: 5afcca0842 (このIDを非表示/違反報告)
みらの(プロフ) - こんにちは！凄く面白くてすぐ読んでしまいました！続きが鬼になるのですがパスワードを教えていただいてもいいですか？ (2021年10月25日 22時) (レス) @page50 id: 5afcca0842 (このIDを非表示/違反報告)
Dtpnjtwtvmt(プロフ) - 続編がパスワード……オーマイガーどうしよう (2021年10月12日 2時) (レス) @page50 id: e5b6025cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2020年7月2日 18時
