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SIDE RM
実際その仕事が来た時は本人以上にこっちが慌てて、一悶着あった。
まず、大前提として個人の仕事をAにさせていいのかという問題。普段の生活もかなり危なっかしいのに、よそへ行って仕事をしてくる、なんて初めてのおつかい以上にリスキーだ。
今はデビュー直後でイメージが大事な時期でもあるのに、問題を起こしたら。信用できないわけじゃないけど、怖いものは怖いのだ。それに、よりによってドラマ。スケジュールもちゃんとしてて、しかもAは演技未経験だ。セリフを覚えて、何度も同じシーンを撮って、待たされて……不器用なAにいきなり挑戦させるには大きすぎる壁。
でも結局、PDは行ってこい、と言った。何よりAが行ってみたい、と言った。ものすごく軽くだったけど。
みんなものすごく真剣な雰囲気で話し合う中、Aはたった一言、
『ダメならボツになるだけですよ。オーディションもせず顔で選んだあっちのせいじゃないですか。行ってみたいです、僕』
と。流石にこれにはみんな呆れた顔をしたけど、唯一、PDだけはその声を聞いて、じゃあ行ってこい、と。
俺たちは今ライブを控えてて、そのために今も練習してる。撮影のせいでただでさえ遅れが出やすいAのダンスと歌の完成度がどうなるか、誰にも予測はつかない。
でも、Aは頭はゆるそうに見えて意外とものを考えられる人間だ。それをテヒョンみたいにうまく言葉にできないのか、それをしないのかはまだわからないところがあるけれど。だからあまり考えすぎないことにした。それが過ぎれば、Aを裏切る行為になりかねないから。そう、みんなで約束した。
SG「………楽しみではあるな」
RM「ですね」
でも、
RM「ジョングガ、Aの、その、ボイトレのほうはどうなった？」
JK「あー、えっと…… 」
ボーカルを担当するメンバーは歌の練習もするけど、Aはやはり他と比べて声量も、声の技術も足りないから追加でトレーニングを受けている。のだが。
JK「普通に、声を張るとなんか、変な感じになっちゃうんですよね、Aの声って。だからなんかこう、……」
言葉を濁してはいるが、つまりはあまりよろしくない状態、ということだ。
JM「別に、下手ではないんだけど……やっぱ顔だけ、って、言われても仕方ない……感じです」
JN「…………」
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watanuki - すばるさん» まだ始まったばかりだけど、採用していただきありがとうございます！もうワクワクが止まらない笑笑 (2019年7月23日 19時) (
レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - watanukiさん» リクエストありがとうございます！女体化楽しそう....！ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7eb248740d (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - リクエストいいですか？主人公が女体化する内容が見てみたいです(?)。あと、このお話ものすごく楽しませてもらってます！あ、その女体化した時の身長はジミンちゃんくらいがいいです。170近く？まあ超えるくらいがいいです。よろしくお願いします！ (2019年7月22日 7時) (レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - (名前)さん» 早速ありがとうございます！演技のお話考えてみますね！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 345011fa2c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり演技の話見てみたいです！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年5月21日 23時
