PERSONS 1 ページ20
SIDE RM
『………っで、こう、してっ……』
JM「うん、そうそう、で？」
『んぐう………っこう！だあっ！！』
声の割に、Aの動きはそこまで複雑じゃない。
ジミンはAと和解した次の日にはもうAにベタベタくっつくようになり、逆にAが驚いていたくらいだ。今ではダンスの練習なんかは付きっ切りで教えて、ダンスの先生にも呆れられてたAを見事な飴と鞭で鍛えている。
JM「A頑張った！！さっきより全然マシ！」
『やったあー………マシ、かあ』
JM「ゴミレベルは脱したよ！あとはその素人臭さもどうにかしてこうね！」
笑顔で結構強烈な単語を発するジミン。本人のダンスに対する意識の高さがそうさせるんだろうけど、Aを抱きしめ撫で回しながら言う光景は少しシュールでもある。
正直、ジミンがAに協力的なだけでだいぶ状況は好転した。特にダンス面は。ホソクももちろん、Aには人一倍時間をかけて教えてくれるけど、ホソクはみんなの先生だ。Aばかりに付きっ切りでは、他が回らない。その分、今まで遠くからAを見ていたジミンがAについてくれることで、練習効率は格段に上がったし、多少なりとも感じていたメンバー全体のストレスも減った。
『ありがと、ジミニヒョン。これで一応振りは入った！！』
JM「一応ってとこが引っかかるけど……って、もうこんな時間じゃん！Aいいの！？」
『え……？………………………ああっ！！』
Aの叫びと同時に、練習室のドアを蹴やぶらんばかりにマネージャーが滑り込んできた。
MG「A！お前撮影……って馬鹿！まだ練習着じゃないか！？もう行くぞ！」
『えええええどうしようシャワー浴びないと……』
MG「んな暇ねーよ！車で着替えろ！台本覚えただろうな！？」
『んー………いや、流れは知ってる！』
MG「だああああもういいから行くぞ！」
引きずられるようにAが練習室を後にして、メンバーで顔を見合わせる。
RM「え、なにA今日なんかあったっけ？」
JM「朝起きた時に、今日はドラマの撮影あるって……」
SG「あーあれ。もう撮影始まるのか」
JK「なんか……想像できないですよね。Aが演技、するなんて」
JN「ってかセリフとか覚えられんのかな」
TH「…………」
Aにドラマの仕事が舞い込んできたのは、デビューから1ヶ月後。多分、ていうか十中八九、顔で選ばれたと本人も言っていた。
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watanuki - すばるさん» まだ始まったばかりだけど、採用していただきありがとうございます！もうワクワクが止まらない笑笑 (2019年7月23日 19時) (
レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - watanukiさん» リクエストありがとうございます！女体化楽しそう....！ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7eb248740d (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - リクエストいいですか？主人公が女体化する内容が見てみたいです(?)。あと、このお話ものすごく楽しませてもらってます！あ、その女体化した時の身長はジミンちゃんくらいがいいです。170近く？まあ超えるくらいがいいです。よろしくお願いします！ (2019年7月22日 7時) (レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - (名前)さん» 早速ありがとうございます！演技のお話考えてみますね！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 345011fa2c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり演技の話見てみたいです！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年5月21日 23時
