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SIDE JN
ジミナがAに話しかけた時、止めようがないって思った。
いつかはこうなるって、どこかでわかってた。
ジミナの苛立ちも、Aの気持ちも、２つとも受け入れる。僕は長男だから。
JN「ジミナ、話し合いは許可する。でも、みんなの前で話して。お前の気持ちを、みんなにも話して。Aも」
JM「……はい」
『………でも僕は、言いたいことなんて』
JK「あるだろ、A」
『……』
ジョングガがいつになく真剣な口調で言ったのには驚いた。同い年で部屋も同じだから、何か聞いているのかも。
JN「とにかく、話は帰ってから。みんな支度して」
メンバーもそれぞれ聞きたいことがあったのか、さっさと準備を済ませてスタジオを後にした。マネヒョンが運転する車にいつもすし詰めになって帰るんだけど、今日はみんな小さくなって黙っていた。マネヒョンも何か察して、とにかく静かな車内だった。
JN「……じゃあ、まずジミナ。いいよ」
リビングの机を囲んで、Aとジミナが向かい合って座った。ジミナはずっと眉間にしわを寄せてわかりやすいけど、Aは何を考えてるのか、笑ってはいないけど何か感情がうかがえる表情でもなかった。
JM「………お前は、何がしたいの？A」
『なに、って、何ですか』
少し怯えたような声を出したAを、ジミナはいよいよ睨見つける。
JM「ダンスもできない、歌もできない。台本さえ覚えらんなくて、この先適当にやって通用すると思ってるの？」
ジミンの直接的すぎる物言いに、一瞬反論しようと口を開くが、なだめるような言葉しか思い浮かばない。ジミンの言ってることは厳しいけど、事実なんだ。
『通用、なんて……でも僕、出来るだけみんなの足、』
JM「実際引っ張ってるんだよ、A。みんなイライラしてる。お前の努力が足りないんじゃないの？それとも顔がいいから許されると思ってるのか！？なあ！」
ばん、とついに机を叩いてAに詰め寄ったジミンをユンギが抑える。こんな時まで小さく悲鳴をあげて肩を跳ねさせたAは、カメラもないのにまるで撮影中のアイドルみたいだ。そう、カメラもないのに。Aはいつでも、俺らの前でも、カメラの前でも素だった。そんなことに、いま気づいた。
JN「A。ダンスの練習のとき、何考えてる？」
『え、っと……振り付け……？覚えなきゃ、って』
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watanuki - すばるさん» まだ始まったばかりだけど、採用していただきありがとうございます！もうワクワクが止まらない笑笑 (2019年7月23日 19時) (
レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - watanukiさん» リクエストありがとうございます！女体化楽しそう....！ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7eb248740d (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - リクエストいいですか？主人公が女体化する内容が見てみたいです(?)。あと、このお話ものすごく楽しませてもらってます！あ、その女体化した時の身長はジミンちゃんくらいがいいです。170近く？まあ超えるくらいがいいです。よろしくお願いします！ (2019年7月22日 7時) (レス) id: 398ac4b0d3 (このIDを非表示/違反報告)
すばる(プロフ) - (名前)さん» 早速ありがとうございます！演技のお話考えてみますね！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 345011fa2c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり演技の話見てみたいです！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばる | 作成日時：2019年5月21日 23時
