双子の呪縛 (ページ35)

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いざ、禅院家へページ35

えーと、今は禅院家の門の前まで来ました。

御三家ってこんなにいいところにすんでるのか………。(一般家庭育ち)

悟もそうなんだったな………(白目)

あいつ………ファミレス知らなかったしな………(悟くんはじめてのファミレス参照)

金持ち………わからん………(白目)

直哉「なに突っ立っとんの？Aちゃん。早く入るで？」

『おぉう………』

＿＿＿in禅院家

直哉「まずはな、うちのパパにおうて貰うで。」

えっ、禅院家当主に………？

切実に帰りたくなってきた…………。

直哉「連れてこいって言ってた、特級術師の夏油Aちゃんを連れてきたで。」

？？「直哉か……よく来たな。初めましてだな、特級術師の夏油A。」

『えぇ、初めまして。禅院家当主、禅院直人様。宜しくお願い致します。』

直人「二人目の特級術師も、女だとの知らせを受けてな。どのような人物なのかと気になっていたのだが………」

気になっていたのだが？？

なんだよ。

直人「まさか貴様のような小娘だとはな。まぁ、それはいい。して、お前直哉を交流会で木に吊るしたらしいな。」

『えっと……………すみません。おとなしくしてくれなかったもので』

直人「ﾊﾊﾊﾊﾊｯ!!!直哉は強かったか？」

『…………………えぇ。」

直人「遠慮をしなくてもよい、正直に言え。」

『分かりました。そうですね、動きは速かったのですがあたしにはそこまで強いとは言えませんね。』

直哉「Aちゃんひどいわぁ。」

直人「ほぅ、ならばもしお前が直哉を鍛えるとしたらどれだけの時間が必要だ？」

『そうですね、本人の飲み込み能力次第ですが２ヶ月くらいには今よりももっと強くなれるのではないでしょうか。』

直人「なるほどなっ！！」ﾄﾞｶｯ

『っ！？………危ないじゃないですか、いきなり蹴りかかるなんて。』

刀の鞘で防いだけど…………

いきなり何すんだよ、このくそジjｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ直人様は。

直人「ほぅ、これを防げるのか。面白い！お前がこれから２ヶ月直哉を鍛えろ。」

『はっ！？』

直哉「ほんまかいな！？パパ嬉しいわぁ。」

『えっ、あたしはまだ学生でそんな時間など、それに任務だってありますし。無理ですよ………』

直人「そうか………なら東京校に確認しろ。」

『えぇ、分かりました。それでダメだと言われたらこの話は無かったことに。』

直人「わかっている。」