名探偵コナン―もう１人の探偵―

・・８・・ ページ10

――夜七時――

(人1)「一人で大丈夫でございますか？」

A「だいじょーぶ。」

蘭「何かあったら連絡してね…」

A「うん」

そこでコナンに近づくA。

A「どーする？一緒に来る？(小声」

コナン「行きたいんだけどな…お前一人で来いって言われたんだろ？(小声」

A「うん。(小声」

コナン「だったら一人で行けばいいだろ。他について来る奴が居たら逆に
　 危ない可能性もある。(小声」

A「それもそうか…(小声」

コナンとそんな会話をすると、Aは何も言わずにビルへとはいって行った。

―屋上―←早ッ

ちょうど７時。

屋上を見まわしてみると、前に白い影が。

A「貴方が…キッド？」

キッド「その通りです。」

A「だったら、早く殺っちゃわないといけないね★」

次の瞬間

ものすごい勢いで倒れる、キッドの形を模した人形があった。

A「…やっぱり」

キッド『気付かれてましたか。』

人形なのに声が聞こえたのは首の所に高性能のトランシーバーが括り付けられていたからだろう。

キッド『凄い音がしましたけど、人形を殴り倒しでもしたんですか？
　 …まあ、それは置いておきましょう。』

A「早く本題に入ってよ。」

キッド『そう急かさないでくださいよ…』

するとバサリ、と布が煽られるような音が上空でしたかと思うと目の前が真っ暗になった。

それと同時に唇へと何か温かいモノが触れるような感覚が。

A「……!!!/////」

キッド「『本題』というのはコレのことですよ。」

目の前に怪盗が居るというのに、探偵はなにも出来ずにその言葉を聞いていた。

キッド「では、また会える日を楽しみにしております。」

キッドはそう言って堂々とAの前から姿を消した。

A「っ〜〜〜/////」

赤面したままのAを置いて。

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個人的にはキッドが一番好きです。

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江戸川コナン

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