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☆ ページ7
A「待ってたよー。君も雨宿り？」
『にゃー』ｽﾘｽﾘ
A「うん、ちょっと寒いよね」
『にゃー』
A「あ、これ使う？春用のストールだから薄いけど」ｽﾙｯ
『にゃー』
A「これでよしっ。ちょっとは暖かい？」
『にゃー』
A「よかったね笑」
そういえば今何時なんだろ。
A「げっ、もうすぐ5時じゃん」
遅くなるとお母さん心配しちゃうかな。
電話しとくか・・・って！！
A「だめだよ！まだ雷鳴ってるから」
外に出る猫をなんとか引き留めようとしたけれど
するりと抜けてこの大雨の中に飛び出していった。
「追ってはいけない」
誰かに言われた気がしたけれど
もう体には強い雨が打ち付けていた。
ピカッと光ったのは稲妻じゃなくて
目の前にある蒼い光。
そこにあった猫のシルエットは
みるみる大きくなって人形に変わった。
蒼い光が薄れて見えてきたのは
私のストールを巻いた黒いロングヘアの男の人だった。
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★キングタイム★(プロフ) - 凄い好きです。ありがとうございます。 (2023年1月29日 6時) (
レス) @page50 id: 70a5bb136c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよ | 作成日時：2018年8月2日 22時
