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23．危機感 ページ23
．
丸「何が怖いん？」
「…今までみたいに話したりとか、一緒におれんようになるのが怖い」
丸「俺さ、先輩のことも大倉のことも好きやからさ、うまくいってほしいねん」
「うまくって、」
丸「大倉あんなに姉ちゃん姉ちゃん言うてんねんで？急に冷たなると思うー？笑」
「思う」
丸「俺は思わへんけどなぁ笑」
でも、さ。
最近忠義が私に冷たいことぐらい、丸山くんは気付いてるでしょ？
いつもなら姉ちゃんって来てくれるけど、にこって笑って安田くんと歩いて行ったり
あんまり会話してくれなくなってたり。
「エスパー丸山くんはさ、気付いてるでしょ？」
丸「えーなんのことー？」
私が傷つくようなことには触れない。
ずるい人だ。
．
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作者名：すばばん | 作成日時：2018年8月16日 22時
