記憶の中の私 (黄)完

Memory 36．座りたくない ページ36

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「信ちゃん久しぶり」






村「えらい大きなったな〜」






村「まぁ入り入り」






入るのが気がひけるくらい綺麗で。






「信ちゃん…」







村「んー？」







「なんでもない」







「ソファーにも座りたくないよ…」







渋「そんなにか笑」







私は恐る恐るソファーに座った。







「そっか信ちゃんのだから何壊しても怒られないか」







力を抜いてソファーに座った。






渋「お前なめられとんぞ笑」







村「そら妹みたいなもんやからなぁ」






とがしがし頭を撫でてきた。







この撫で方が大好き。







「信ちゃん変わってないね」







村「老けたけどなぁ笑」







そのとき電話がかかってきて。






「でてもいい？」






村「ええよ」









私は電話に出た。









「はい、」









梨「私だけど、」









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