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さみしんぼウィークエンダー (ymcn*in) ページ4

side:Y.C


僕達の可愛い猫ちゃんには、発 情期がある。

っていってもただの人間だから、そんな動物のものみたいに力が無限大になるわけじゃなくて。


ただ、いつもは誘ったらいつも嫌がってどうにか逃げ出そうとするのに、自分から誘ってきて、1日中そういうことをしたいって、そんなふうになる日。



「ちねん、やまだ、」


どうやらそれは、今日みたいで。
まあ僕も涼介もいのちゃんも、仕事でなかなか2人きりとか3人での時間はとれなかったから、無理もないかもしれないけど。


横から聞こえてきた甘い声に唾を飲んだタイミングは、僕も涼介も一緒。


「ベッド行こっか、いのちゃん。」


そう言うと、嬉しそうに頬を染めて恥ずかしがる。
涼介がお姫様抱っこしたから、僕はそれについていった。


「伊野尾ちゃん、今日は何してほしい?」

「いっぱい、やまだと、ちねんがほしい……」



こんな感じになってくれるなら、会えなくてイライラしていた日々もまあ無駄ではないのかなぁ、って。


とりあえず、僕と涼介で、その日1日中、いのちゃんをおいしくいただいた。





***
いのさんは明日が休みだってわかっててやってる知能犯。

明日、僕の大切な (ym*in)→←アイ・アディクション (ybhk*in)



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作者名:酢雨 | 作成日時:2017年6月27日 20時

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