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JK「Aヌナ…テヒョンのこと好きなの？」
「え！？いや、違う、んだけど…」
ずっと一緒にいてくれたジウとミヤがそう言うならそうなのかな…？
わからなくなってしまった私は、はっきり答えられずしどろもどろになってしまう。
それに気付いた目敏いジョングクは、しゅんとした顔になる。
JK「ヌナがテヒョンのこと好きなら、いやだけど、めっちゃいやだけど、俺だけのヌナでいて欲しいけど！…お、応援、する…、」
ジョングクは絞り出すように、んんん…！って言いながら私の肩に顔を埋める。
「好き、じゃないよ？…でもありがと。」
JK「でもヌナは俺のヌナでもあるんだからね。忘れないでよ？ヌナ大好き。」
「もう…ジョングク！かわいいなぁ。私も大好きだよ。おいで、ヌナがぎゅーしてあげる！」
JK「んふふふ、ヌナ！」
MY「うわーもう恋人やん。テヒョン見たら発狂しそう。」
「ちがうよ。ジョングクはジョングクっていうカテゴリーがあるの！」
JK「そうだよ。ミヤヌナにも誰にも入れない俺達だけの特別な関係なんですよ。まぁ俺は恋人でも夫婦でもいいけどね。」
「こら、」
JK「好き」
MY「はいもうわかった！甘すぎて寒気するわ！」
あんたって本当溺愛されるよね。
みんなAへの愛が重くて見てる私がしんどい！
ミヤがそんなことをぶつぶつ言いながら、本当に嫌そうに顔を顰めた。
JK「ヌナ今日も一緒にいれないの？」
MY「ダメ。今日はジウと3人で女子会でーす」
「ジョングクごめんね」
JK「…明日は俺といてね。」
「ん、学校終わったらご飯行こっか。何食べたい？」
JK「うん！にくにく！」
「言うと思った！いいよ」
JK「んふふふ〜2人で行こうね？約束ね？」
「うん、2人でいこ。」
JK「やった！デートだ！」
MY「ジョングクに甘すぎ！」
「かわいいからいいの。」
ジョングクがヌナぁーやっぱり誰にも渡さない！って嬉しそうにすりすりしてくる。
あんたのものじゃないよって冷静につっこむミヤに、は？うるさいですよ黙ってくださいってこれまた冷静に返すジョングク
2人の掛け合いがおもしろくて笑ってると、テヒョンのことで悩んでたのもすっかり忘れていた。
私単純だなぁ。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
