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MY「でもさーA、」
「んん、」
MY「ちょっとジョングク一旦離れて」
JK「…」
ミヤがまじめな顔で言うから、ジョングクは渋々私から離れた。
美人がまじめな顔すると迫力あるからね。
話に入れないと思ったのか、私のバッグをごそごそ漁っていつも入れてるチョコを取り出して黙って食べ始めた。
「どうしたの？」
MY「いや、私は本当にテヒョンのことちゃんと考えてもいいと思うよ。」
「えぇ？」
MY「さっきはちゃかしたみたいになったけどさ、テヒョンがAに好意を持ってるのは確実でしょ？」
「んー、そ、そうなの…？」
MY「確実なの！まぁ私はテヒョンはAのことまだ好きだと思うけど。」
「いやいや、女の子いっぱいいるじゃん」
MY「そりゃずっと疎遠だったんだから色々あると思うよ？あんたもそうでしょ？でもあいつ誰とも付き合ってないじゃん。テヒョン自身もAと再会するまで気付かなかったパターンだね、たぶん。」
「そんなこと、」
MY「テヒョンならありえるでしょ？ジミンも何も言わないだろうし。本当のことはわかんないけどね。」
「…」
MY「あんただってテヒョン以外には毎回同じ理由でフラれて、長続きしてないんだからね。なんだかんだテヒョンがAの中のどっかにいるんじゃないの？」
「…は、…」
MY「実は私ずっとそう思ってたし、ジウも言ってたよ。」
A気にするだろうし前に進んで欲しかったから今まで言わなかったけどね、ってミヤは控えめに笑った。
ミヤとジウがそんなこと思ってたなんて知らなかった。
フラれる度に、好きなのに何でだろうって思ってた。
その原因が今でも私の中にテヒョンがずっといたからなんて、そんなこと考えたことなかったから腑に落ちないけど…
突然のミヤの発言に戸惑ってると、よし、今日学校終わったらジウん家いくよ！って言われた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
